「武士は食わねど高楊枝」に凝縮されている言葉です。
武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せる。 武士の清貧や体面を重んじる気風をいう。 また、やせがまんすることにもいう。 Yahoo! JAPAN辞書からの引用 簡単に言うと、感情のコントロールが出来る人を カッコイイと感じる気風が日本人の本質に根ざしているということですね! これは武道精神から来る、精神主義かも知れませんが、 ある意味、紳士淑女等の西洋文化の思想とも重なっている部分です。 感情をコントロールすることでより社会性やカリスマ性を高めるという 考え方に起因しているし、自分のポテンシャルを発揮する上でも、 自然体を鍛錬によりコントロールできるようになるといった、 脳科学的にも注目するべき部分です。 痩せ我慢かも知れませんが、痩せ我慢もコントロール出来るようになれば、 脳内の感情領域をコントロールできる訳ですから、かなり高度な脳の働きと言えます。 このような日本人の昔から培ってきた、プライドというか、 本質に根ざしている感覚=ライフスタイルが世界的に価値が高いのです! 全世界的な情報化時代を迎え、物質よりも情報→付加価値等が 幸せな人生には不可欠とされている現代では、 世界的な規模で、このような日本人のライフスタイルに興味が高まっています。 世界的に待望されている訳なので、提供するべき文化ですね! クルマや電化製品のような物質に関する輸出が高止まりしている理由が、 価値観の変化なのだから、価値の高い価値観を輸出する事は道理にかなっている事です。 この辺が、物質主義の頭の硬いお偉いさんには、到底理解できない部分ですが、 ファッション、漫画、音楽等のサブカルチャー的な、ソフトと呼べる世界ではアタリマエのことです。 日本人の個性、それも個人の個性を発揮できるちょうど良い領域です。 凛としたファッション、品格の高いもの、日本ならではの感じ等、 枚挙に暇がありませんが、精神文明への移行が加速化されるところで、 物質が精神文明への入口になり、それの持っている付加価値に幸せを感じる! という新しい流通が確立されているところなんです。 これが新しいブランドでもあり、文化でもある訳で、 まっ新しいといっても、実は温故知新な訳で、 より精神文明を大事に商品を開発したり、 精神文明自体(メディア・ソフトなど)が商品な訳なので、 これに力を入れるということが、経済的にも文化的にも重要です! 物質が溢れているのだから、物質意外で大事なものがあるだろう! と考えると、マジでより幸せになっていくと思います。 |