原発問題や自殺問題など、職員のモラルが問われる… | LA’Tokyoマガジン編集局

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ハリウッドと東京の間で生きてきて大量の価値観に出会い、自然に生み出された、ちょっと変わった考え方やアートな感性で人の可能性を広げる止揚された接点としての理想を考え実践するリアリストのブログです!

原発問題や自殺問題など、職員のモラルが問われている昨今ですが…

僕はビジネスをやっているのでビジネスの裏側はよく知っています。

サラリーマン及び教職員、国家公務員の方たちの立場としての、
嘘をつくこと、隠蔽すること、うやむやにすることなど…

組織に所属するものとして、組織を守ろうと考えた場合は、
当然あり得る行動の一つです。

ある意味、組織、同僚、家族、周りの人達をかばう行為でもあるわけで、
守られる側にとっては、英雄的な行為であることもあるわけです。

特に民間であれば、組織を、利益を守ることは絶対命題であり、
世界中の人を敵にしてでも行う行為なのは、ビジネスにおいては一般的です。

しかしながら、その行為が社会にとって、国にとって、
不健全であり、尚且つ大きな犠牲を伴う事もあるわけです。

この場合は、その担当者に対して、再教育を行なっても
システム上そうなっているわけなので、改善は見込めないのではないでしょうか?

それよりも利益追求を前提とした、組織(村社会)と社会的モラルという、
相反した関係性をなんらかの方法に基づいて改善する必要があるのは自明です。

会社、教育、官庁及び組織と言われるすべてのシステムでは、
モラルが問われているけど、システム上、部下の権限は無いわけです。

いくら部下が上司に向かってコンプライアンスや社会通念上のモラルを
訴えたところで、却下される可能性が強いわけですね!

これがシステム上の問題ということです。

当然、上記の提言をする部下は、システム上不必要な人間なので、
なんらかの方法で処分され、その後は提言を行う人間もいなくなる訳です。

これが現実的に稼働しているシステムの実態です。

そしてこれを変える事が、社会正義なわけです!

利益追求に相反した理念を注入すること、
ある意味英雄的行為とおもって行なっていることを止めさせること、
結果的に多くの企業は潰れることになり、官庁や教育の現場からも、
多くの人が去って、その人達の家族は苦しみ疲弊する事になるでしょう!

その人達の家族といっても、お隣の奥さんだったり、
知り合いのおばーちゃんだったりする訳ですね!

これが痛みを伴う社会正義を貫くことです!

覚悟が必要ですね!

改革の覚悟、改善される側の覚悟…