オペラ座の迷宮 | 端っこの気持ち

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東京の端っこに住む劇団四季と酒をこよなく愛する頑固者が書くいつまで続くかわからん日記…のようなもの

今日「オペラ座の怪人」を観てきました。何回も観てるのに今日も感動しました。

今日は『四季の会』のバックステージイベントっていうのに参加してきました。何人かのグループになて舞台の裏側を見るっていうイベントなんだけど、参加して良かった。このイベントに参加する為に開演前に受付しようと思ってたら、結構並んでて「こりゃ、アカン」ということで休憩中に受付をしたんです。イベントに参加したいっていう人っていっぱいいるんだね。まったくみんな、モノ好きだなぁ。って、俺もその一人か。でもね、休憩中に受付をしてかえって良かったかも。だって、舞台裏に行くまでに舞台監督さんや照明さん、音響さんの仕事について説明してくれたりしてくれたんです。ホントに詳しく。最初のグループだったら、聞けない話も聞けたんだもん。お得でした。それにしても、今日のイベントに参加できてホントに良かった。それに舞台を造るのってホントに大変なんだなぁって思った。演じてる役者さんや裏方を務めるスタッフさんの苦労(?)がわかった。

さて、バックステージイベントは舞台上手から舞台中央そして下手へっていう順番で見学してきました。では、見学中の俺の心の声と共にオペラ座の迷宮をご案内。

係りの人に案内されて入ったのは舞台の上手。

目の前にはクリスティーヌの楽屋のセットが置いてありました。

あっ、楽屋のセットだ。小道具もしっかりしてるなぁ

上手の舞台袖には早変わりの為のちっちゃい着替えブースがありました。イメージ的には洋服屋さんにある試着室みたいなやつ。

ほぅ。ここで着替えるのか。男子と女子とに別れてるのかな?

少し奥の方には仮面舞踏会に出てくる階段の一部。もう一部は下手にありました。

ほうほう、二つに分かれてるんだ。ナルホド

劇中劇の「ドンファンの勝利」に使われるテーブルもあったし、オルガンもあった。

細部まで細かくできてるなぁ。感心、感心。

続いて舞台中央。ここから、客席も見えました。

ちょっとした役者さんの気分

天井が高かったです。

お~、高い。凄い。

舞台の床に穴があくようになっています。俳優さんが飛び降りる場面があるんだけど、スタッフさんの説明を聞くと奈落まで4mくらいあるんだって。ちょうど2階から飛び降りる感じらしい。スタッフさん曰く

「絶対にマネしないでくださいね。」

しません

蝋燭がでてくる仕掛けも見てきました。

ほうほう、こうなっとるんだ。

最後に下手。こちらは上手より若干狭いそうです。

こちらにも舞台のセットがいくつかあります。

まず、目に入ったのは劇中劇「イルムート」で使われるベッド。

ふ~ん。結構、綺麗なベッドなんだ

支配人の机。そこには小道具の手紙が置いてありました。

あっ、手紙だ。フランス語で書かれてるんだ。ん、でも行間には日本語も…。

壁際には何本ものロープがありました。これで背景とかを上げ下げさせてるんだって。

ナルホド、ナルホド

そうそう、最初にでてくる象さんもいた。

ふ~ん、そんなに大きくないんだ。


と、バックステージイベントは以上で終わり。普段、見られない舞台裏を見ることができて今日はホントに良かった。

とっても満足な1日でしたとさ。

めでたし、めでたし。