今日から、野田佳彦首相の施政方針演説に対する代表質問が、
衆院本会議で始まった。
ニュースを見ていると、自民党谷垣総裁が代表質問に立ち、
「消費税増税は、民主党のマニフェスト違反は明らかだ。
議会制民主主義の根本を否定する行為であり、容認できない。
野田政権のとるべき道は有権者に謝罪し、信を問い直す事しかない。」
と力を込めて力説していた。
尤もな言い分である。
消費税増税が公約違反であるならば、謝罪するのが筋である。
では、翻って自民党は日本国民に謝罪する事柄は無いのであろうか?
莫大な財政赤字にしても自民党政権下で、1975年から途中4年間を除いて
無責任な赤字国債を発行し続けた結果である。
福島原発事故にしても安全に対するチェック機構が働かず、
リスクを考慮しない原子力行政を続けてきた結果ではないのか。
人の行為を正すのであれば、まず自分自身を律する事が必要である。
自民党は、民主党の政治を正す程、自民党自身を律しているのであろうか?
また、有権者に謝罪しろと言うのであれば、自民党は、莫大な財政赤字を
背負わされた日本国民全てに、そして原発事故の被害を被っている福島県民に
土下座して謝罪すべきではないのだろうか。
こんな事ばかり言っているから、有権者にとっては政権奪還しか考えておらず、
党利党略と映ってしまい、自民党の支持率が上がらないのだ。
本当に日本の将来を憂いているなら、東北大震災からの復興や
原発事故の収束や消費税増税を含む社会保障と税の一体改革について、
真摯に向き合って自民党の主張を述べ議論を戦わせるべきではないのか。
今のままでは自民党の支持率は上がらないであろう。