粘り、表層発現 | masaのフルマラソンへの挑戦!

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今、酵母の表層に糖質加水分解酵素を発現させる実験をしています。

酵素活性が蛍光でわかる合成基質を培地に加えているのですが、どうも蛍光が見られません。


塩基配列が怪しい部分があり、そこを読み直してみたのですが、結果デリションは起こっていませんでした。

では何故?

ただ単に発現していないということだけかもしれませんが、どうも諦めがつきません。


酵母は弱酸性の条件下で生育をしますが、それでは蛍光の感度が悪くなるというのに気づきました。

製品情報によるとpH7に比べ、pH10だと100倍感度が上がると書いてありました。


これだ!

と思い、書いてあった通りに0.1Mのグリシンバッファー(pH10)を作り、酵母の培養液とバッファーを混ぜて紫外線を当てると・・・


ピカーン!

と光るじゃないですか!

しかし、この世界、何事もコントロールという、よく理科の実験でいう対照実験というヤツは欠かせないもので、ただやって光ればいいものじゃありません。

バッファーだけでも光るんじゃないかとか、菌の自家蛍光じゃないかとかあらゆる可能性をつぶさないといけないのです。

ってことでまず、バッファーのみとバッファーと合成基質を混ぜたものを光らせてみました。


ピカーン!

あれ?基質も光っちゃった・・・

どうやらバックグランドというヤツで、酵素と反応していないのにも関わらず、遊離している可能性がありました。

そこでpH10だと感度がよすぎるのでpH8で、またリコンビナントの酵素と基質を入れたものも試してみました。

すると、コントロール=培養液〈リコンビナント

となり、どうやら発現していない可能性が高くなってしまいました。


とまぁ実験やってて、こんなのは多々あって、10やって1うまくいけばいいかなぁって感じだし、結果がうまくいかなくても次の何かが見えてくることだってあるんです。

まためげずにトライしていかんとなぁ。