今の研究行程で、タンパク質のインクルージョンボディ(封入体)を精製しています。
昨日はニッケルキレートカラムで精製して、フラクションをとった後、SDSで流しました。
そしたら…
濃縮ゲルと分離ゲルの境目のところで止まってしまって…
どうやら尿素の影響だと思われました。
尿素はタンパク質の変性剤として用いられ、8Mの濃度(1リットルに約480g溶けてる)でインクルージョンボディを強引に溶かしちゃうっていう作戦なんです。
電荷によって流れる電気泳動。そりゃそんな濃いureaを10マイクロ、15レーンも入れたら影響出るわな…
ってことで1レーンおきに1マイクロずつ入れたらうまく流れてくれました。
よく溶出されているところを透析にかけて…
当然1×のPBSで透析したのでアグり(凝集)ますよね…
やっぱり上清のタンパク濃度は0でした…とほほ…
1Mくらいのureaが入っているなら凝集しにくいとかアルギニンが凝集を抑制するだとか、色んな文献はありそうなので、またリフォールディングのための対策が必要だなぁ。