究極のストレッチ | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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硬い…
とにかく硬い…
何でこんなに硬いんだろ?  
冬場は特に硬い…
あ、自分のカラダのことだ。

今に始まったことではないが、
ここ10年で私のカラダは、
加速度ついて硬くなってきている。

周りの者の中には、
私のゆっくりした動作や所作を見て
『優雅で上品』『育ちが良さそう』
或いは『エラそう』と思う人もいるらしく、
勝手にそう思わせたままにしているが、
実は何てことはない。
ただカラダが硬いだけなのだ。

子供の頃の体力測定では、
立位体前屈でも反復横跳びでも
学年で郡を抜いた記録を出すもんだから、
EDWINのジーンズや白いギターが
貰えるならまだしも、
中途半端に奇人変人扱いされるのがイヤで
わざと手を抜いてたぐらいなのに、
最近調子の悪い日などは
自分のお尻を拭くことさえ…
(あ、お食事中の方ゴメンナサイ!)

幕内力士のように付き人のいない私には、
やはり自分で何とかするしかないのである。
自分のお尻が拭けないなんて…
(あ、お食事中の方ゴメンナサイ!)

ストレッチをすればいいことぐらい
私にだって分かっている。
何度もチャレンジした。
しかし、ダイエットと同様長続きしない。

ここ数年間で私がチャレンジしたものを
いくつか振り返ってみよう。







これら3つに共通するのは、
手に入れた時点で
ほぼ目的を達成したと錯覚するところだ。
ウキウキした気分にさえなる。

しかし、実際にやってみると
苦痛を伴うだけでチッとも楽しくない…
いや、私の無様な姿を動画にでもしたら
「世界残酷物語」として
一部の人にはウケるかもしれないが、
やってる方は惨めなだけだ。
結局どれも約2週間で終わった。


しかし…
ここで私はヒントを得た。

“長続きするには
楽しくなければならない”

そこで次に衝動買いしたのがこれだ。

 TRF EZ DO DANCERCIZE
           (イージー ドゥ ダンササイズ)

TRFとは小室ファミリーの一員として
90年代にメガヒットを連発した、
ダンス&ボーカルグループである。

『ダンサーチームのSAM・ETSU・CHIHARUがオリジナルの振り付けを考案し自ら指導!
TRFと一緒に大ヒット曲でエクササイズしながらダンスも踊れちゃう!』

というではないか!

これは楽しそうだ。
絶対に長続きする!

はずだった…。

DVDを観ながらやってみて気づいたのは、
自分はダンスが苦手であったことだ。

私の世代はディスコブームを経験してるが、
ダンスというよりは
酔いに任せた我流のテキトー踊りである。
基礎も何もあったものではないが、
それを指摘する者は誰もいなかった時代だ。

しかもダンスが中学で必修科目となり、
ヒップホップが当たり前になった
現在の若い人たちとは違い、
私の世代はダンスが生活の一部というよりは
非日常的な行為であり、
時と場所を選ばず踊り出すことは
破廉恥行為とみなされるだけでなく、
「コイツ、頭おかしいんじゃないか?」
と疑われたものだ。

さらに持ち前の自意識過剰も相まって、
家族の前で“EZ DO DANCE♪”なんて
恥ずかしくてやってられるか!
となる。

そもそもTRFが好きか?と問われると、
べつにそうでもない。
あんな縦ノリで激しく踊っていたら、
カラダが柔らかくなる前にカラダを壊す。

2回で諦めた…。


しかし…
私はここでもしっかりヒントを得た。

“縦ノリではなく
横ノリならいいのでは?”

もちろん好きな音楽と一緒に
無理をしないでダンスができたら
楽しくストレッチができるのは確かだ。
曲に合わせ軽くカラダを揺らす程度なら
それほど恥ずかしくもない。

誰かいたっけ?
そんな人と横ノリの曲…

あ、いた!

ローリング・ストーンズである。

ストーンズはいい。
彼らの音楽は横ノリ中心で、
そのグルーヴに身を任せているだけで
自然とカラダが動き出すようにできている。

だからといって、
ミック・ジャガーを真似ようなんて
これっぽっちも思わない。
これこそ一番恥ずかしい行為だ。

ジェームス・ブラウン譲りの
彼のダンスは奇天烈この上ない。
SAMの方がまだマシだ。
昨年75歳で心臓手術した後も
激しいダンスをする彼は化け物である。
私のような普通の日本人のオッサンが
真似でもしたら、
それこそ土居まさるから直接手渡しで
EDWINのジーンズと白いギターが
貰えるはずだ。


さて、私は昨年の夏に
このことを発見して以来、
自分のお尻が拭けなくなりそうになる度に…
(あ、お食事中の方ゴメンナサイ!)
ストーンズ・ダンササイズを実践している。

数あるストーンズのアルバムの中から
私がダンササイズに採り入れているのは、
アルバム「Black And Blue」である。
特にオープニングの「Hot Stuff」から
「Hand Of Fate」への流れは
私のカラダの硬さレベルに丁度良く、
無理なくカラダがほぐせるのだ。

                 「The Rolling Stones」
                            “Hot Stuff”

それにしてもミック・ジャガーを筆頭に
若い頃からあれだけ無茶をし、
いつ死んでもおかしくない
大御所ロックスターたちが、
日本の普通のサラリーマンより
いまだに元気に活動しているのは、
ステージでの激しいパフォーマンスが
影響しているに違いない。

私が一番長生きすると睨んでいるのは、
「ザ・フー」のギタリスト
ピート・タウンゼントだ。
彼の全身ストレッチは驚異的である…。

肩甲骨まわりの凝りに効く!
必殺ウインドミル奏法ストレッチ
(*画像はお借りしました)


中国雑技団も真っ青!
体幹を鍛える
必殺アクロバットジャンプストレッチ
(*画像はお借りしました)



ストレッチと同時にストレスも解消!
必殺ギターデストロイヤーストレッチ
(*画像はお借りしました)


これぞ究極のストレッチ!
恐るべし!ロック・ダンササイズ!

もしこれでピート・タウンゼントが
平均寿命までもたなかったら、
私はこの先いったい何を
信じればいいのだろう?

いや、万一の場合はストレッチのやり過ぎも
よくないということか…。


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最近私も採り入れている
ウインドミル(風車)奏法ストレッチ。
これ以外は骨折の危険が伴うのでムリ…。

                       「The Who」
              “Won't Get Fooled Again”
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メンズビギ横浜店  GMより


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