最悪の結末までに至ったのは
数年ぶりかもしれない…。
えっ? 何のことかって?
こむら返りである。
【こむら返り】
(別名:有痛性筋痙攣/腓腹筋痙攣)
腓腹筋痙攣とは、腓腹=こむら(ふくらはぎ)に起こる筋攣縮(きんれんしゅく)の総称である。自分の意志とは無関係に筋肉が収縮し、痛みを伴う。ふくらはぎの筋肉に起こることが多いが、その他の場所でも起こる。筋肉の使い過ぎや、カリウムなど電解質が不足する状況などで生じると考えられるが、原因が特定できない状況でも起こることがある…
以前も書いたかもしれないが、
それは数年前の深夜睡眠中だった…
何の前触れもなく
突然右足の脛(すね)を
激痛が襲ったのである。
かつて経験したことがない
激痛に狼狽した私は、
ベッドの上をのたうち回り、
声にはならない声を上げた。
私の異変に気づいた妻が起き出したが、
悪霊に取り憑かれたかのような私を見て
為す術もなく呆然としたそうだ。
妻の証言によると、
その時混乱していた私の口から出た言葉は、
『撃たれたかもしれない…』
らしい…。
その時の私は、
プロのスナイパーに狙撃されたのかと
本気で思ったのだ。
狙われる心当たりは全くないけど…。
さらに、
『なんじゃこりゃ!』
も連呼したらしい…。
これは昭和の傑作刑事ドラマ
「太陽にほえろ!」における
松田優作(ジーパン刑事)の
あまりにも有名な殉職シーンのセリフだ。
どうやらその時の私も
殉職する気だったらしい…。
経験のない方には
何を大袈裟な!
と思われるかもしれないが、
この痛みは大迫半端ないって!
(ビミョーに古い…)
フツーに“足がつる”のとはワケが違う。
しかも私の場合は、
“弁慶の泣き所”ともいわれる
足の脛(すね)なのだ。
今回深夜に襲った痛みも
前回に匹敵する激痛だった。
一度経験しただけのことはあり、
さすがに
『スナイパーに撃たれた!』
だの
『なんじゃこりゃ!』
などの戯言は口から出なかったが、
前回同様ベッドの上をのたうち回った。
立つこともできなければ
足を曲げることもできない。
一度こうなると痛みが退くまで
ひたすら待つことしかできないのだ。
この時間は永遠にも感じられる。
徐々に痛みが退いていくのを感じたのは、
約15分後であった。
一体何が原因だったのだろう?
前回の教訓から、
“いくらオシャレでも足に合わない靴は
絶対履かないこと”(←当たり前だ!)
を心掛けてきたというのに…
あ、もしかしたら…
唯一の心当たりは、
前日の歯医者で痛い歯が特定できず、
恥ずかしさのあまり
頼む!痛くなってくれ!
と祈った事実だ…。
言霊とはつくづく恐ろしい…
私は痛みを見事に引き寄せたことになる。
しかも1日遅れの時間差で…。
それにしても
苦痛が去った後というのは、
いつも以上に快楽の深い眠りに落ちるのが
不思議である…。
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「Judas Priest」
“Pain And Pleasure”
(苦痛と快楽)
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メンズビギ横浜店 GMより
コチラも見てネ❗️

