9/28発売当日にアマゾンで注文したら
入荷待ち1~4週間だった待望の本が、
昨日やっと届いた。
思ったより早かったが、
発売元のディスク・ユニオンに行けば
すでに手に入っていたかもしれない。
しかも、直筆サイン入りポストカード付で…
(しまった!)
その待ちに待った本が、
「ロビー・ロバートソン自伝」
~ザ・バンドの青春~
ロビー・ロバートソン…
誰もが知ってる有名人ではない。
…………………………………………
ここで若い世代や知らない方へ
【おせっかい?解説】
ロビー・ロバートソンは、ロック史における伝説的バンド「ザ・バンド」のメインソングライター兼ギタリスト。“ロカビリー界のパイオニア”ロニー・ホーキンスのバックバンドへ16歳で加入し、1966年にはボブ・ディランがエレクトリック化へ走ってファンから反感を買ったハードなワールドツアーを、バックバンドとして支えた5人の強者達“ザ・ホークス”の一人である。そしてこの5人の強者達は、1968年にザ・バンドと改名し、ロック史上画期的なアルバム「Music From Big Pink」でデビューする。当時のサイケデリックでカウンター・カルチャーと反体制の真っ只中だった時代に、敢えて逆行するような伝統的な価値観を追求する音楽は、豊穣で郷愁を誘う誰も聴いたことがないものだった。
…………………………………………
こんな感じかな?
あ、デモね、
ボブ・ディランのバックバンドといっても、
井上陽水と安全地帯の関係とはワケが違う。
ここには上下の関係はなく、
お互いの才能や知識を吸収し合う、
対等な関係であったのだ。
ところで…
私は小説やノンフィクションをよく読むが、
ロックに関する本にも目がない。
特にアーティストの自伝には興味が湧く。
人間には必ず“光と影”があると思う。
華やかな世界で活躍してる人ほど、
その闇は深い気がするのだ。
作品としての音楽だけでは垣間見えない
そんな心の深淵を覗いてみたい…
ただ…
私の場合その主人公に感情移入し過ぎて、
そこから戻ってこれなくなるクセがある。
アーティストの自伝には暗い話が多い。
以前、大してファンでもないのに、
エリック・クラプトンの自伝を
読んだことがある。
この本を読んでる最中から読後まで、
親友の奥さんと恋仲になったり、
ドラッグやアルコール依存性に陥ったり、
愛息を失ったりした哀しみが、
あたかも自分のことのように思え、
ダウナーな気分から脱け出せなくなった。
なぜかギターだけは弾けなかったが…
さて…
今回のロビー・ロバートソンはどうだろう?
ロック界への功績や影響力を考えたら、
誰もが知ってるボブ・ディランだけでなく、
ビートルズやストーンズのメンバーにも
匹敵する…
いや、むしろ影響されたのは彼等の方なのに
世間から長く置き去りにされた存在である。
そんな彼がやっと重い口を開いたのだ。
メンバー間との確執も有名だし、
これはきっと何かある。
ダウナーな気分にさせられるのは必至だ。
それでも読みたい。
これから読むのが楽しみでしょうがない。
なぜなら…
ロックが一番輝いていた60~70年代、
その中心にいた男のドキュメンタリーだから。
勿体ないからまだ読むの止めとこっかな…
いや、ちょっとだけ見てみよっかな…
勿体ないけど、
ちょっとだけ読んでみよう…
いきなり序章で
ルーツであるインディアン居留地での話が…
さらに第1章では、
16歳のロビーがロニー・ホーキンスに会いに、カナダのトロントからアーカンソー州まで列車の一人旅をするところから始まる。
これはヤバイ…
すでに物語に惹き込まれている。
今秋の読書のメインは、
この本をチビチビ読もうと思ってたのに…
さすが稀代のストーリーテラーである。
ああ、今こそハズキルーペが欲しい…
世の中の字は小さ過ぎる!
……………………………………………………
ベタだけど、ヤッパリこの曲!
「The Band」
“Weight”
これはもう、プログレ!
「The Band」
“Chest Fever”
意外と好きな80年代の初ソロアルバム
ピーター・ガブリエルもサポート
「Robbie Robertson」
“Fallen Angel”
……………………………………………………
メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより
コチラも見てネ❗

