前編と後編に分けて書くほど
たいした話ではないことぐらい、
書いてる本人が一番分かっている…
あ、何でこんな話したかというと
『ケッ、今回もクダラナイ話を
ワザワザ2回に分けやがって!』
と内心思ってる方の気勢を削ぐ為である。
べつにこれから私が
お菓子作りを始めるワケではない。
土の再生に着手するのだ。
そう…
死の土 が
ゾンビのように生き返るように!
去年使った古い土に、
メンドクサイから…
あ、言い間違った!
エコの為に 再生材を混ぜるのである。
その前に古い根やゴミを
最低限は取り除かなければならない。
その為のフルイである。
粗目の後に細目のフルイを使うのだ。
なぁに、これぐらいの苦労で
メンドクサイ重い土の入れ替えを
しなくていいなら楽チン…
あ、言い間違った!
エコに貢献 できるのなら本望である。
急場凌ぎで100均で買ってきたフルイを
しゃがんだ姿勢でひたすら振り続ける私…
しかし、フルイのサイズが小さくて、
いっこうに進まない。
足が痺れ始めて
ふと時計を覗くと、
始めてまだ10分しか経っていない。
普段、お客様のパンツの裾上げで
しゃがむ以外は全く慣れてないこの姿勢…
そういえば以前、
公園の公衆トイレで必要に迫られ
やむ無く和式便所でしゃがんだ時、
体が後ろに仰け反るのを防ぐ為に
必死で目の前の水道管にしがみついたことを
思い出した。
それにしてもこの作業、
一体いつになったら終わるのだろう?
目の前の残った土を見ると、
それは永遠にも感じられる。
足の痺れが増す一方で
腰も痛くなってきた…
こんな時…
よほどの不屈の精神の持ち主でなければ、
“やらなきゃよかった…”
とか、
“もう止めようかな…”
とか思うだろう。
しかし…
こんなツラい時の状況を覆す、
画期的な特技が私にはあるのだ。
これは門外不出であり、
今まで誰にも言ったことがないが、
このブログの読者だけに
日頃の感謝を込めてこっそり教えよう。
それは、
感情を持たず、
痛みも感じないロボットの役を演じる、
プライドとプロ意識の高い
ハリウッドの人気大物俳優になりきることだ。
監督(自分自身だが…)の
“スタート!”という合図とともに、
不思議とツラくなるのだ。
ウソだと思ったら一度試してみてほしい。
いくらでも応用できるから…。
私はそれから約2時間、
“死の土再生ロボット”を演じ続け、
監督(自分自身だが…)の
“カット!”という合図で
無事仕事を終えた。
素の自分に戻った途端、
足の感覚が失われていたが…
慣れないヤンキー座りを
2時間もしていたことになるから当然だ。
昔、深夜のコンビニの前で
一晩中しゃがんでいた
ヤンキー達の肉体と精神力を、
私は見直さざるおえない。
ヤンキー座りのおかげで、
今年はバラが育つかもしれない。
やはり【後編】はいらなかったかな…
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ちなみに“ヤンキー・ローズ”とは
“超イイ女”のことらしい…
「David Lee Roth」
“Yankee Rose”
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メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより
コチラも見てネ❗

