LIFE【後編】 | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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ファッションやカルチャー、ライフスタイル全般まで、
役立つものからどうでもいい話まで、
GM(ゼネラルマネージャー)独自の視点で綴るブログ。

中途半端で終わってしまったので、
お約束通りその続きである。

『そんな話、どうでもいいよ!』
という方も多いかとは思うが、
まぁ、まぁ、まぁ…。
私は約束を最後まで守るという
素敵な性格の持ち主なのだ。

さて、前回の話に登場した
アメリカのグラフ雑誌「LIFE」
                               ダウン

これはなかなかのスグレモノである。
「LIFE」を持ってるだけで、
こんな二次的効果が期待できるのだ。

①…活字が英語というだけで、
  国際的でオシャレな人に見える。

②…表紙は一流カメラマンによるものなので    アート性が高くセンスが良い人に見える。

③…古ければ古いほど歴史的価値も高く、
  含蓄と教養がありそうな人に見える。

④…知的で社会派のイメージが強く、
  世の中の動静に敏感な人に見える。

以上、私の勝手なイメージである。
雑誌「PLAYBOY アメリカ版」とは、
ワケが違うのだ。

何度も言うが、
私は見た目にコダワルという
素敵な性格の持ち主なのだ。

デモね、
古い「LIFE」は中身も楽しいのだ。
さすがグラフ雑誌だけあって、
長い英文は読めなくても、
写真を見てるだけで何となく内容が分かる。


そして、何よりも広告が面白い!


50年代のものと思われる「LIFE」には、
欧米の名だたる大企業の広告に混じって
当時まだ海外進出したばかりの
弱小日本企業の広告も目立ち、
なんだか誇らしく思えてくる。

これらを見るたびに
その後の経済大国への礎を築いた
先人達に思いを馳せ、
静かな感動を生む。
この“プロジェクトX”感は、
私の脳内で
中島みゆきの「地上の星」を
勝手に自動再生してくれる。

そして…
スグレモノの「LIFE」は、
インテリアやディスプレイ小物としても
効果大であることを発見した。
事実、現在ウチのショップでも使用している。


なんだかお洒落カフェみたいでしょ?


あれ…
そういえば何の話だったっけ?

あ、そうそう…
鉢植えのチープなポットをどうしたものか、
という話だったのだ。

ずいぶん遠回りをしたが、
私が思いついたのは、
この「LIFE」誌のページを
ポットの表面に切り貼りする
というものである。

すでに我が家では、
ゴミとなった缶詰のラベルを剥がし、
ペンキを塗ったり
「LIFE」のページを適当に貼って、
小物として再生することに成功している。


早速私は製作に取り掛かった。
用意するのは、
ノリとハサミと「LIFE」2ページ分のみ。
そして出来上がったのがコチラ❗
                                ダウン


アクセントとして
真ん中に LIFE の紙を貼り、
麻ひもを巻いてみた。

あのノッペリとして安っぽかった
白のプラスチックのポットが、
こんなオシャレポットに変身である。

あ、何だか自慢のようになってしまったが、
これは正真正銘の 自慢 なのだ。

私は妻にも自慢しようと思い、
早速この作品を見せようとしたら、
思いもよらない一言が返ってきた。

「それ紙だし、濡れたらダメじゃないの?」

あっ⁉ しまった・・・

動揺した私は、
一瞬サランラップでも巻こうか…
と思ったが、
それではあまりにもダサい。
むしろ原型の方がオシャレだ。

私は急に LIFE ポットが色褪せて見え、
カップヌードルの容器に見えてきた…

LIFE(人生)には色々なことが起きる。
まさに、
“人生はミネストローネ”
のようである。

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              「10CC」
  “Life Is A Minestrone”

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メンズビギ  マルイシティ横浜店  GMより

コチラも見てネ❗
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