村上龍《69 sixty nine》PART 1 | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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昨年の暮れ。
ブロ友のdukeさんの記事を読んでいたら、
村上龍の《69sixty nine》の記述があって、
嬉しくなり思わずコメントした。

その記事の最後に、
こういうくだりがあった。



私もこの部分が印象に残っていたのだ。
そして、こうコメントした。



そしてdukeさんから、こんなコメントが帰ってきた。



自分では全く気づいていなかったが、
「オレって、村上龍の影響を受けてたんだろうか?」
と、その時初めて思ったのだ。

自分のことって、
意外と分からないもんである。

ホントにそうなんだろうか?

私は本棚を探して、
古い《69sixty nine》を引っ張り出し、
数十年振りに布団の中で読み返してみた。
この本は、確か3冊目である。



この小説の舞台は、
基地の街長崎県佐世保市。
1969年、村上龍が17歳だった高校時代を 描いた自伝的青春小説である。

ストーリーのディテールは忘れていたが、
一度読み始めると止まらなくなった…
笑いが

私は布団の中で、
身体を゛くの字゛にしながら涙を流し、
゛ヒーヒー゛声を出して笑い続けた。

とても人様には見せられない姿だ。

そして、だんだん記憶が甦ってきた。

そうだった…
最初に読んだ時もそうだったのだ。

こんなに笑える小説が世の中にあったのか!
奇跡だ
と思ったのである。

今読み返してみても、
その気持ちは変わらない。

すばらしい
これは、若い頃の感覚を今も維持していることを意味する。
体制側の大人なら、それは成長してない証拠だ!と言うかもしれないが…。

十人十色。

人それぞれ、
笑いのツボは違うかもしれないが、
これ読んで笑わない人とは、
距離を置きたくなる気がする。

これ読んでちょっとしか笑わない人とは、
一緒にお酒飲んでもツマラナイ気がする。

これ読んでヒーヒー笑う人とは、
一生付き合える気がする。

そういう意味でこの本は、
私と仲良くできるかの  踏み絵 なのだ。
そんな人がいるとは思えないが、
仲良くしたければ試してみてほしい。


ところで…

この《69sixtynine》は言うまでもないが、
ただの青春お笑い小説ではない。

実は、強烈なメッセージが隠されている。

さらに、私からみてこの本は、
第一級のサブカルチャー本なのである。


ヤバイ
長くなりそうなので、
この記事は2回に分けよう。

最後に…
私が気に入っている
主人公ヤザキ(村上龍)のセリフ。

「ナカムラ、ウンコに思想のあるて思うか?」

…………………………………………………
この本のチャプターにも出てくる、
《チープ・スリル》


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