゛捨てられないTシャツ゛の、
第2回目である。
何の気なしに始めたはずが、
これでシリーズ化の既成事実が
出来上がった。
フフフ…。
今回紹介するTシャツも
メンズビギだから、
気兼ねしないで書ける。
でも、やっぱりもう売ってないけど…。
早速コチラを❗


ピンッ❗ときた貴方、
またもや鋭い❗
胸元のプリントに注目❗
“CAVERN CLUB”
前回の゛BRIGHTON CITY゛と違って、
これはパロディでも何でもなく、
正統なコラボTシャツである。
ところで、
“キャバーン・クラブ”とは?
イギリス北西部に位置する、
貿易港として栄えた港町リヴァプール。
元々、ワインセラーだった地下室を
1957年にジャズ・クラブとして開業し、
1960年代にはリヴァプールにおけるロックンロール界の中心地となったミュージッククラブである。

wikipediaより
もうお気付きであろう。
ある人達にとっては、聖地である。
ポップカルチャーという枠組みを超え、
20世紀における全ての芸術・文化を
代表するアーティストである、
“THE BEATLES”
この偉大なバンド゛ザ・ビートルズ゛の、
初期の活動を支えた場所が、
゛キャバーン・クラブ゛である。
1961年2月に初ライヴを行って以来、
計292回のライヴをここで行ったそうだ。
その後マネージャーとなる、
ブライアン・エプスタインが、
彼らを初めて見たのもこの場所である。
さて、私がこのTシャツを好きな理由は、
ただビートルズファンだから
ということではない。
それだけなら、当時のメンズビギには
泣く子も黙る、
“THE BEATLES
by MEN'S BIGI”
という、アップルレコード公認レーベル
があったのだから…。
“キャバーン・クラブ”のTシャツには、
アーティスト名をプリントしただけの
世俗的なロックTシャツにはない、
歴史や文化的な匂いを感じてしまうのだ。
さすがメンズビギである。
さらに、デザインがいい。
私の好きなトリムTシャツと
ベースボールシャツとの組合わせ。
そして、胸元のプリントだけでなく、
゛キャバーン・クラブ゛の歴史が刻まれた
バックプリントが秀逸である。