「THE BEATLES by MEN'S BIGI」 | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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前回まで続いた゛捨てられないTシャツ゛シリーズ。(シリーズだったっけ?)

その記事の中に出てきた、
「THE BEATLES  by  MEN'S BIGI」

ついでだから、今回はその話である。
Tシャツ繋がりでもあるので…。

断っておくが、全てもう売ってない。
問い合わせは、ムダなのだ。

「そんな売ってない商品ばかり紹介して、どうするんだ!」
という声が聞こえなくもないが、
オヤジというものは、
過去を振り返りたがる生き物なのだ。


「THE BEATLES  by  MEN'S BIGI」とは?



2006年、当時メンズビギディレクター
だった坂田真彦がスタートした、
英国アップルレコード公認のレーベルだ。

ビートルズが活動した
当時のビジュアルや時代背景をもとに、
ビートルズの世界観をリスペクトし、
それをファッションに昇華させるという、
斬新な試みである。


単発のコラボではなく、
ひとつの確立したレーベルとしての展開に、私も当時は驚いたものだ。
(よく契約できたなぁ…)

英国アップル社が管理する、
膨大な資料やアートワークの中から、
デザインをピックアップするのだが、
先方から理由も分からぬまま、
ボツにされることもあったという。

それにもメゲずに、Tシャツだけでなく、
ジャケットやコート、ネクタイやアクセサリーに至るまで展開していったのだ。











Tシャツの世界には、
ロックTシャツという、
ひとつのファッションカテゴリーがある。

バッタもん含め、
巷にはたくさんのロックTシャツが
出回っているが、
「THE BEATLES  by  MEN'S BIGI」
のTシャツには、それらを一瞬のうちに
黙らせるほどの力があった。
だって、本物のビートルズだもん。
究極でしょ❗



残念ながら、このレーベルは2013年に
終了してしまったのだが、
それは奇しくも
ビートルズの実質活動期間とほぼ同じだ。

2011年の東日本大震災の際には、
まるでメンバーの意思かのように
レーベルの売上金の一部を
義援金に充てた。

2012年のデビュー50周年の際には、
ファンで知られる斉藤 和義とのコラボや、
LPレコードBOXセットをイメージした、
英国アップル社蔵出しアートワークの、
Tシャツ4枚を特別BOXセットを
限定発売するなど、
私にとっても思い出深いレーベルなのだ。


ところで、これらのTシャツだが、
現在私の手元には一枚もない。
ぜ~んぶ、甥っ子にあげてしまったのだ。

ジョン、ポール、 ジョージ、リンゴ、

                すまん❗

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                     「The Beatles」
      “A Hard Day's Night”
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メンズビギ  マルイシティ横浜店  GMより

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