途中から全然違う話になってしまったので、今回こそまともに紹介します。
ところで、
マスターシードって知ってます?

マスターシードとは?
東洋紡が、強く美しい綿花種の保存と育成を目的に、米国ニューメキシコ州立大学と共同開発を進め、1993年、綿花の女王と呼ばれる「シーアイランドコットン」と「ピマコットン」の交配種の綿花栽培した。
「シーアイランドコットン」の持つ、
シルクのような光沢とカシミアのような
滑らかなソフトタッチと、
「ピマコットン」の持つ強靭さ、
双方の良さを併せ持った
次世代に継承すべき綿である。
これが「マスターシード」に
受け継がれているのだ。
そのマスターシードで仕上げた
カットソー2型がコチラ❗

品番…61UTS401
価格…¥4,900+税
素材…綿 100%
カラー…ホワイト・カーキ・ネイビー
サイズ…S・M・L

品番…61UTS402
価格…¥5,900+税
素材…綿 100%
カラー…オフホワイト×カーキ
ホワイト×ネイビー
ホワイト×ブラック
サイズ…S・M・L
シンプルな無地とボーダーであるが、
その手触りは、只者ではない。
インナーでも単独でも使えるし、
値段もお手頃だから、
色違いだけでなく、柄違い、
はたまた全部買い占めても損はないかも。
さて、せっかくだから
先述した「シーアイランドコットン」
についてもう少し詳しく説明しよう。
「シーアイランドコットン」とは、
カリブ海に浮かぶ、西インド諸島の限られた5つの地域のみで栽培される、
「幻のコットン」である。
気候風土が大きく影響するので、
他の地域での栽培は無理なのだ。
それ故に、超~稀少❗
16世紀後半に英国が西インド諸島を領有した時に、王室に献上されたのをきっかけに、その後王室や上流貴族を虜にし、英国紳士達の間でステイタスシンボルとして愛され続けてきたのである。
日本では、1975年のエリザベス女王訪日に際し、やっと輸入が認められたそうだ。
ところで、ファッション通ならご存知だろうが、この「シーアイランドコットン」のことを、日本では「海島綿」と呼んでいる。
海島綿
察しのいい方なら、
すでにお気付きであろうが、
これに似た種類の言葉がある。
もちろん意味は全く違う。
海島綿が優雅で気品のある言葉だとしたら、もう一方はゲスの極みと言っていいだろう。
私がこの仕事を始めた若い頃、
海島綿の商品がいくつかあり、
接客をする度に緊張を強いられた
記憶がある。
絶対に間違ってはいけないと、
意識すればするほど
言ってしまいそうだし、
かといって気を緩めても
言ってしまいそうだし…。
こんなツラい思いを
若い世代にはさせたくはない。
ウチの若いスタッフには
「海島綿」のことは伏せ、
「シーアイランドコットン」とだけ
教えているのである。
私の昔の上司もそうしてくれてたらなぁ…
メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより