メンズビギ スニーカー考察 「マカロニアン編」 | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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そういえば、メンズビギの靴の紹介って
まだやったことなかった。
大事なアイテムなのに…。

私は別に、靴が苦手という訳ではない。
毎日履くし(そういう意味じゃないか…)

むしろ服と同等か、それ以上にこだわりたくなる、大好きなアイテムだ。

ただ私の場合、足に欠陥を抱えているので(モートン病)自分の足に合わない靴も多いのだ。

だから、自分の好みも含めて考えると
メンズビギの靴全部オススメすることに
抵抗があるのかもしれない。

実際よく履くのは、
革靴ならパラブーツやオールデン。
スニーカーならニューバランス。
どれも、私のように多少足に欠陥が
あっても履きやすく、
ファッション的にも納得できる。

でも、メンズビギの靴の中で、
これだけは絶対オススメというのがある。
それが、マカロニアンなのだ。
もちろん私も愛用している。


マカロニアンは、2003年に誕生した
ルーマニアのスニーカーブランド。
そのシンプルで風格のある顔つきは、
どうみても老舗に見えるが、意外にも若いブランドなのだ。


ところが、このマカロニアンを作っている
工場は、イタリア軍やNATO軍のトレーニングシューズを作ってきた実力と実績を兼ね備えている筋金入りだ。

特に評価が高いのが、今では珍しくなった
ヴァルカナイズ製法を頑なに守っている
ところだ。

現在のスニーカーのほとんどが、
接着剤でアッパーとソールをくっ付ける
のに対し、ヴァルカナイズ製法では熱によって強力に圧着するので、ソールが剥がれにくいのだ。


これにより、クッション性が高く
全方向に曲げられるラバーソールは、
足に吸い付く。
だから、初めて履いた時から、
優しく手で包み込まれたような感覚を
味わうことができるのだ。

また、甲が低く幅広に作られたマカロニアンは、日本人の足によく馴染むのである。

横浜店では、私以外のスタッフも全員持っている。我々のように長時間の立ち仕事に
従事している者には、違いがはっきり分かるのだ。

ファッション性が高く、
格好いいけど疲れない、
機能性のあるローテクスニーカーは、
そうざらにはない。

メンズビギでは、早くからマカロニアン
に注目し、毎シーズン別注している。
もうお馴染みだ。
リピーターのお客様もいらっしゃる。

今回の新作では、マカロニアンの大定番
2215 Lをベースに、オリジナルの配色を
取り入れている。
さらに、内側にゴムを入れ、シューレースを通さずにスリッポンとしても履ける、
2 WAY仕様というメンズビギのみのデザインとなっている。



上質な牛革と熟練した職人が手間をかけて
作った、このマカロニアン。
レトロな雰囲気ながら、洗練さを併せ持つ
不思議な逸品である。

空前のスニーカーブームが続く昨今、
こだわりの一足を探している方に
是非オススメします。

あっ❗忘れてた❗
お値段は、¥19,000+税 ❗

次回もスニーカー考察が続く…予定。


メンズビギ  マルイシティ横浜店  GMより