という話しの続編です。
当たり前だけど、他人の靴見る前に、まずは自分の足元を見とかないとね。
ということで、今回は靴のメンテナンスについて。
とはいっても、よくある基本的なメンテナンス方法は省略。
GM独自の方法を伝授します。
まずは、スニーカーです。
昔は、ドレスシューズばかり履いてた私もいまや足腰も衰え、トレンドを言い訳にスニーカーを履く頻度が急に増えました。
やっぱり楽ですもんね。
スニーカーのメンテナンスって?と思う方も多いでしょう。
真新しい白のスニーカーには、まぶしいほどの気品が漂っているが、一旦汚れ始めると加速度的に愛着が薄れ、いつの間にか踵を踏んじゃうなんてことは、誰しも経験あるでしょう。
また、汚れや劣化が進むと見た目にもみすぼらしい。
キャンバス地なら洗えば済むけど、そうもいかないモノも多い。
で、私はどうするかというと、
まず、シューレース(靴紐)を洗う。

次に、ソールの外側の周り(大抵は白い部分)を、洗剤を付けた雑巾や消しゴムで汚れを落とす。

たったのこれだけ。
私は、履き馴染んだスニーカーには、新品とは違った味わいがあると思っている。
でも、全体がくすんでいるのは、さすがにいただけない。
だから、白くできる所はより白くするだけで、履き馴染んだアッパー部分との対比によって、全体がさらにキレイに見えるのです。
ちなみに、この白のスニーカー。
フランスのスプリングコート。
ビートルズの名作「アビーロード」で有名な、メンバー4人が横断歩道を渡っているジャケット写真で、ジョンレノンが履いてたヤツ❗(なぜかポールは裸足)
アメ横で買ったのは、なんと14年前!
今でも夏を中心に大活躍ですもんね。

さて、次は革靴編です。
アッパー部分やコバ部分は、一般的なメンテナンスでOK。
あとは、シューキーパーを入れとけば安心…と思うなかれ。
スニーカーにも言えるが、特に革靴の場合はソールにも注目して欲しい。
一見キレイでメンテナンスが行き届いてるように見えても、ソールがすり減ってる人が意外に多いのです。
特に男性の靴を見ると、踵の外側が鋭利な刃物で切り取ったように欠けている。
そう言ってる私も典型的ながに股なので、放って置くと見るも無惨な踵になっている。
で、どうしてるかというとこれです。

以前は、わざわざ東急ハンズで入手してたのですが、最近は100均でも売ってます。
20年ぐらい前から使い始めてから、それまでと比較にならないほど、ソールが傷まなくなったのです。
だから、オールソール交換もほとんどしなくなり、とても経済的。
たま~に、この踵修理ガードを替えるだけ。
用意するのは、この修理キットと瞬間接着剤と金槌のみ。

ビブラムソールのような凹凸があるものは、それに合わせてカットする。
スニーカーにもそのまま使える。

ちなみに、クレープソールやホワイトソールには゛New KIST゛というメーカーから発売されている半透明のキットがおすすめ。
さらに私の場合、レザーソールの靴を買ったらそのままリペアショップに持ち込み、ラバーを貼ってもらいます。

これは、ソールの保護だけでなく、滑り止めのためでもあります。
お店の床って、とっても滑り易いんです。
私はいままでに、数多くの販売員が、コントのワンシーンのように次から次へと転んでいく姿を何度も目撃しているのである。
ああは、なりたくない…。
あなたの靴、きっと誰かに見られてますよ❗
メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより