たしか先週の火曜日だったかな。

阪神‐巨人戦の中継が、


     能見投手のすばらしいピッチング


で、8時半前の早い時間に阪神の勝利で、

試合が終わってしまいました。(^_^)

で、放送時間が少し時間が余ったので、

珍プレー集を流していたんですよ。

この珍プレーって、

足がもつれて転んだり、

ボールを投げそこなったり、

いろいろと見ていて面白いものでなんですが、

選手たちは決してわざとやっているわけではなく、

ふだん必死にプレーをしているからこそ、

生まれる楽しいプレーなんですよね。


語学学習にも、

そのような珍プレーに匹敵する

学生の誤用に遭遇することができます。

たとえば、

ある女の先生のことを

     
     「○○先生はやすくてきらいです」

と、ニコニコしながら言う学生がいました。

「え(?-?)」と

耳を疑ったのですが、

「○○先生はほんとうにきらいです」

と、繰り返すのです。

当然、初級の学生なわけですが(^^;

なんと言ったつもりなのか、おわかりでしょうか?

そう、

     「やさしくて、きれいです」


と言おうとしたんですよね(笑)

このまま定着させるわけにはいかないので、

慌てて訂正しましたが、

この手の誤用は、

けっこうありがちなのです(笑)






いよいよA校で中級の授業が始まりました。

初回の授業ということで、

クラスのルールやら宿題のやり方なども

説明しなければならず

いつものことながら、

初日はふだんより時間が押してしまうので焦ります・・・。


そんな慌ただしい中で導入した今日の文法は


     「向き」と「向け」


でした。

日本語教師生活において、

自分がこの項目を指導するのは、

今回が初めてでした。

で、


     見事に失敗


したみたいです(>_<)


みなさん意識したことあります?

「~向け」と「~向き」の違い・・・。

たとえば、


     「子供向きの本」と「子供向けの本」


まあ、日本語母語話者なら自然と習得しているので、

間違えることはまずないと思いますが・・・。


「子供向け」といえば、

「子供のため」とか「子供を対象にした」

という意味で、


「子供向き」といえば、

「子供に適している」

という意味にになります。


日本語母語話者ならすぐに納得です。

でも学習者に対して説明するのは非常に難しいのです・・・。

特に「~向き」のほう・・・。

ふつうに「適しているという意味ですよ」なんて説明しても

学生は「??」ですからね^^;


いろいろ例文出して説明してみましたが、

失敗したようです。

勘のいい学生はわかってくれましたけどね・・・。


まだまだ精進して教え方の研究に勤しまなければならないと、

改めて実感した初回の授業でした(-_-)






     ベトナムの日本語学習者


が右肩上がりで増えているようです。

日本への留学生数は中国、韓国に次いで第3位ですが、

伸び率はここ数年1位を続けています。

反対に中国と韓国は、昨今の事情も反映してか、

ここ数年は減少傾向にあり、

僕が働いている学校でも2校とも、

ベトナム人学生の存在が一大勢力となってきています。

ついこの間までそんなに目立たない人数だったと思うのですが、

実際、新学期に入るたびにベトナムからの学生が増えているのが、

直に感じられる今日この頃です。


彼らのほとんどが進学希望者ということで、


     20歳前後かそれ以下


の若い学生が多いのが特徴です。

経済発展が著しいとはいえ、

ベトナムと日本の物価の差はまだまだ大きく、

ほとんどの学生が

アルバイトをしながら勉強を続ける苦学生といったイメージです。


これまでは圧倒的に中国人学習者が多く、

教材の語訳版も英・中・韓のみ、

通訳サポートも中国語のみでしたが、

そのへんの構図も、

今後ベトナム人学習者を意識する方向で

大きく変わっていきそうです。

いずれ日本人の間でも


     ベトナム語学習


の波が訪れるかもしれません。