あの恐ろしい大震災から2年がたちました。

あちこちで震災の追悼イベントなどもやっていたようですね。

改めて、犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。

少しずつ、記憶から遠ざかっていくものかもしれませんが、
ぜったいに風化させてはいけませんね・・・。



さて、僕が非常勤として勤めるA校では、

初級クラスの


     会話発表会


が行われました。

だいたい1クラス15人ずつのクラスが3つあるのですが、

各クラス3~4人のグループを作って、

それぞれのグループごとに発表してもらいました。

各グループごとに、会話のストーリーの内容を自分たちで考えてもらって、

それを覚えて、劇のような形で発表してもらいました。

グループ分けをしてから本番まで、

3週間程度であまり時間もなかったのですが、


     みんな一生懸命


練習していたので、
今日の発表会はたいへんレベルの高いものになったと思います。

会社の会議の場面とか、
先生が病気の学生を医務室に連れていく場面とか、
アルバイトの面接の場面とか、

いろいろなアイディアで発表していて、感心しました^^


なんかふだんおとなしい学生が、すごい演技派だったり、

反対にふだんうるさいくらいよくしゃべる学生が、
ガチガチになって台詞を噛んでいたり、

ふだんの授業では見ることのできない学生の一面が見られて面白かったです^^;

グループ分けをして最初は戸惑っていた学生たちも
(ふだん話さない人同士が一緒になったりもしたので)

いつの間にか打ち解けて、協力し合うようになっていました。

グループ分けのときは、
なるべく同じ国同士の人が


     一緒にならないように


したのです。

だから練習のとき、グループ内での学生間のやり取りも、
日本語でするしかありません^^

違う国同士の学生たちが、
ひとつになってコミュニケーションを取っている姿を見ていると、

なんだか微笑ましくなるものです^^

休みがちだった学生も、
練習のためにしっかり授業に出席するようになったり。

なかなか意義のあるイベントだったと思います。

こういうことができるのって、
初級のクラスだからこそだと思うんですよね。

中級以上になると、

このようにコミュニケーションを楽しむ機会も減ってしまうので、

初級の学生のみなさんには、

いまのうちにもっと授業を楽しんでほしいと思います^^




最近は中国語や韓国語など、
近隣諸国の言語を学ぶ日本人の方々が増えてきたような気がします。

とはいえ、日本人にとっていちばん身近な外国語と言えば、

やはり、


     英語


ですよね。

だって日本人のほとんどは、
学校教育で必須だったわけですからね^^;

僕は中学生のころは

なんとなく英語の授業についていけて、
試験もまあまあだったと思うのですが、

高校に入ってから、


     さっぱりできなくなった


ことを、
まだ昨日のことのように覚えています・・・。

高校の頃の英語の授業が、
好きだったとか、おもしろかったという人は、

ごく稀にいる
勉強好きな人ぐらいだったのではないかと思います^^;

みなさんはどうだったでしょうか?(笑)

まあ、おもしろい授業をしてくれる先生も中にはいて、

授業そのものが楽しかったこともありますけどね・・・。


のちに自分が日本語教育の教授法を学んでわかったことは、

外国語の指導法にはいろいろなスタイルがあるということです。

それらの中で僕らが中高時代に学んだスタイルは、


     文法訳読法

という、

まあ、書いて字のごとく、
書いてある文章を文法形式にあてはめて、
訳していくもので、

語学教育の中では、完全教師主体の


     もっとも古典的なスタイル


といってもいいでしょう。

まあ、学習の目的が


     試験に合格するため


と考えるなら、
決して間違った指導法ではないわけですが、

みなさんもご存じのとおり、

今までの学校教育の英語の授業で、

コミュニケーションがとれたり、字幕なしで映画が見られたりとか、
そんなこと到底できるはずがないのです・・・。

ただね、

僕もそうでしたが、

中学に入る前は
(最近は小学校から英語がありますね^^)

いろいろな可能性を夢見て、
英語の授業を受けることを楽しみにしている人が、
多かったのではないかと思います。

ですから、実際英語の授業を受けてガッカリし、
次第につまらなくなって
挫折した人も少なくないと思うのです。


日本語教育について学ぶようになり、

外国語の指導法にもいろいろあることがわかり、

そこでようやく、
受験対策重視の中高生の英語の授業は、

古典的といわれても仕方のない、


     訳読法だったから



おもしろくなくて当然だったんだろうなぁって思います。

2004年7月某日。

日本語教育検定試験の受験準備に向けて。

僕は、通信講座を受講することを決めました。

今はわかりませんが、当時7万2千円ほど払った記憶があります。

日本語教師養成のための、唯一の通信教育の教材はこれです。


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添削やアドバイスなど、
通信講座としてのサービスを受けたいのであれば、
正規の最新版をちゃんと申し込まなければなりません。

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さっそく取り寄せると、全部で24冊と、それぞれのCD、
それに試験対策問題集などが入っていました。

ええと、中身についてはあまり詳しく説明しませんが、

日本語教授法、日本語の音声、日本語の文法など、

直接日本語の指導に関係する科目から、

社会言語学、日本事情、異文化理解など、

教育者として幅広い知識を身につけさせる科目まであり、

このとき、

とにかく日本語教育というのは、


     かなり広範囲におよぶ知識


を身につけなければならないのだな、
ということを知ったのでした・・・。

小学生のころから


     国語がいちばん得意


だったので、やれる自信もあると思ったのですが、

大部分がそんなことなど関係ない中身だったのです。

その頃の僕が考えていた日本語教師の適性は


     国語力があること


だけだと思っていました。

まあ、塾講師もやっていましたから、
指導力に関しても問題ないだろうと・・・。

そんな甘い認識でしか、日本語教師像というものを捉えていなかったのです。

いま思えばほんとうに恥ずかしいことでした^^;

日本人が学校で勉強する「国語」と、

外国人が勉強する「日本語」は、

全くとはいいませんが、まあ90%以上は別モノです。

まず最初にそのことを・・・つまり


     日本語教育とは何なのか


ということを、購入した通信講座のテキストによって、
知らされたのでした。

結局、この年の日本語教育能力試験は不合格に終わってしまいました・・・。

ですが、この通信講座のテキストたちは、少々高くついたものの、

自分が日本語教師として生きていくうえで、
じゅうぶん役に立つ教材となってくれたのです。

どのテキストの執筆者も、
(当時は知りませんでしたが)
日本語教育会で有名な先生方ばかりでしたし、

教材としてはクオリティーの高いものであったと思います。

ただ、使った本人が・・・ね ^^;

次回は、これら通信講座のテキストから、
日本語教育についてどのようなことを学んだのかを紹介したいと思います。

では、今日はこのへんで(^-^)/