虐待を受けて育った人のブログ -3ページ目

虐待を受けて育った人のブログ

僕は父と継母に虐待を10年以上受け続けて育ちました。児童相談所や児童養護施設を経て社会に出てからも葛藤の連続でした。そんな僕の過去と現在について書いています。

講演会の際にいただいたご質問で、時間の関係でお答えすることができなかった質問はこちらで回答させていただきます。内容によっては他の方も知りたいと思うので、是非ご参考ください。

⇒これまでのご質問はこちらです

ー---------------------------------------- 

【質問】
腹違いの弟について、昔と今、どのように思ってましたか?
【回答】
弟が産まれる前から1歳になるまでは、期待しかなかったです。とにかく寂しかったあの頃、また隆のような弟ができることがはなによりも嬉しかったからです。

1歳以降はそれが怒りや妬みに変わっていきました。私は弟との接触を禁じられ、バイキン扱いをされる一方で父にも継母にも溺愛されている様子を見ているのはたまらなく辛く、そしてそれが怒りや妬みに変わっていきました。”アイツばっかり…”って。

今は弟のことはなんとも思っていません。私が施設に入ってからきっと大変だったんだろうなって思います。弟への直接的な虐待があったかどうかは不明ですが、壮絶な夫婦喧嘩は間違いなくあったと思うので…。それを見せられる子供は相当きついです。

弟とは連絡取ってみようかなとたまに思うのですが、今更連絡したところで相手を困らせちゃうかな…って思い留まっています。


【質問】
子どもと関わるときに意識している事、大切にしている事はありますか。
【回答】
意識していることは「自分が子供の時にして欲しかったことか?」という問いかけで、その想いを根っこに置いて、大切にしていることは「おはよう」とか「いってらっしゃい」「おかえり」などの挨拶を心を込めてすることです。

色々と「理想の父親像」はあるのですが、そこは人間。なかなか思い通りにはできないですね。だから挨拶だけでもしっかりと!って思っています。

シンプルですが、「子供の目線で考えてみる」ということは大切にしています。


【質問】
虐待を受けたことによる現在への影響は何かありますか?(子育てや人間関係など)
【回答】
現在はほとんどないと思います。”自分の心の声に耳を傾けてセルフケアをする”ということができるようになってきたからだと思います。以前は人間関係で影響がありました。「普通じゃない家庭で育った自分は、なにもできない無能である」という思い込みが根底にあるので、すべてにおいて自信がありませんでした。勝てるわけがない、できる訳がない、そんな自分を好きになれる訳がない、といった心情なので本当に何も上手くいきませんでした。そしてそんな自分が益々嫌いになるといった負のループです。

「ダメな自分を認めてくれる人」をあの頃はずっと求めていたと思います。
 

 

カウンセリングについてのご案内


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

これまでのご質問はこちらです

これまでの生い立ち
活動実績

Reスタートチャンネル(YouTube)
 

◎虐待を受けてきた人限定のLINEグループを作りました。
⇒ご興味がある方は、こちらからお問い合わせください

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

大好きな言葉です。

というのもこの言葉、不安いっぱいで落ち込んでいた時に

娘がかけてくれた言葉なんです。

当時、この言葉にすごく救われたし

この言葉がリスタートのきっかけの一つにもなりました。

 

やりたいことが特になく、仕事に対しても無気力で、怒られたらすぐに逃げ出す。

そんな20代を過ごしていた僕も、色々な失敗をして経験を積み重ねて40代になって

ようやく大きな仕事を任されることになりました。

 

それは、事業所をゼロから立ち上げて早期に黒字にすること。

事業所を大きくできるのか?赤字を膨らませて事業所を潰すのか?それは自分次第。

やるべきことはしっかりとやり、学ぶべきことはどんどん学ぶ。

事業所の立ち上げに向けての準備は万端…でも漠然とした不安がなかなか消えませんでした。

そしてそれは、事業所の立ち上げ後に表面化してくることになります。

 

仕事は計画通りにいかない…想定外の事も起きる。

思うようにいかないことの連続でした。

詰めが甘かった点もあったと思いますが、当然と言えば当然ですよね。

初めての経験なんだから。

そんな訳で、立ち上げから1週間、2週間と経つにつれて

”ネガディブな自分”が「プレッシャーと不安感」を前面に押し出してきます。

徐々に会社に行く足取りも重くなってきました。

 

そして1ヶ月位経ったある日、重い足取りで家を出発しようとした僕を

娘が玄関まで出てきて言ってくれた言葉が

「昨日できなかったことが、今日はできるといいね!パパ…いってらっしゃい!」

家で仕事の話はしていなかったし、暗い自分を見せないように気を付けてはいたのですが、

全てを悟ったかのような一言に感じました。

 

そっか…確かにそうだよな…。

少しづつでも良いじゃないか。

昨日できなかったことが1つでもできればいいじゃないか。

そんな自分を素直に認めてあげないとだよなぁ。

よし!計画と振り返りをもう一度しっかりとしてみよう。

そんな前向きな気持ちになり、それが転機となり思うような結果が出るようになっていきました。

そして事業所も、計画よりも早く黒字化させることができました。

大切な人から言ってもらう言葉の力って絶大だなって思いました。

 

「昨日できなかったことが、今日はできるといいね」

 

この言葉は、今でもとても大切にしている言葉です。

 

 

カウンセリングについてのご案内


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

これまでのご質問はこちらです

これまでの生い立ち
活動実績

Reスタートチャンネル(YouTube)
 

◎虐待を受けてきた人限定のLINEグループを作りました。
⇒ご興味がある方は、こちらからお問い合わせください

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「虐待を受けて育った経験」があって、「子育てをする親」でもある。
両方の視点を知っている私ができる親支援はないだろうか?と考え、
まずは子育てについてを体系的に学んでみようと思って取得した資格です。



実は講演会で、子育てをしている親御さんからの相談や質問を受けることがちょくちょくありました。

私はアドバイスをできるような立場ではありませんが、

せめて予備知識として役立てることができれば…ということもまた理由です。

また、ワークショップも子育てに関わる人向けにやっていく計画ですので、
やっぱりそれにも予備知識もあった方が良いですよね。

→ワークショップを始めます

この子育てアドバイザー資格は、学んでいてとても面白い講座でした。
そして奥がとてもとても深い内容でした。
「子育てについて」は、今後も継続的に学ぼうと思っている分野です。

 

カウンセリングについてのご案内


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

これまでのご質問はこちらです

これまでの生い立ち
活動実績

Reスタートチャンネル(YouTube)
 

◎虐待を受けてきた人限定のLINEグループを作りました。
⇒ご興味がある方は、こちらからお問い合わせください

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

講演会の際にいただいたご質問で、時間の関係でお答えすることができなかった質問はこちらで回答させていただきます。

内容によっては他の方も知りたいと思うので、是非ご参考ください。


⇒これまでのご質問はこちらです

 

ー---------------------------------------- 

【質問】

父との交流で辛くなったりしませんか?また、お父様は弟のたかしさんのことをどう思っているのですか?

【回答】

父とは2016年に再会をして、その3年後の2019年に亡くなりましたので、3年間の交流でしたがその間辛くなることはありませんでしたが、私が怒ることはありました。というのも考え方などを押しつけがましく言ってくるのでそれが鬱陶しいと思って伝えていました。「そういう所が人が離れていく原因だよ」って。たかしのことは、とても申し訳なく思っていると言っていましたが、あの時はとにかく心の余裕がなかった…とも言っていました。

当時働いていた会社が超実力主義の営業会社でありながら、子ども2人を父1人で育てていました。

 

 

【質問】

父親支援でやりたいことを教えてほしいです。(例えば、母親支援でうらやましいこととかあれば)

【回答】

まだ模索中ではありますが、

・子育てアドバイザー

・自己肯定感カウンセラー

この2つの資格取得での”子育て”と”自己肯定感”についてを学びを生かし、

「虐待をする親を生み出さないために」

結婚を考えている夫婦、出産を控えているプレママ、プレパパ向けに「自己受容」と「相互理解」

を目的としたワークショップを開催しています。

母親支援でうらやましいことは、父親になる方への動機付けが女性に比べて難しいと感じています。

だからこそ、プレパパの時が最も参加する可能性が高いと仮説を立てております。

 

 

【質問】

虐待経験が多かったため、人に対する不信感が強いと思っていますが、普通の家庭を持つこともとても勇気が必要だろうと思いました。どうしたら普通の人生を歩む勇気を持ちますか。
【回答】

私も普通の人生を歩める!私は幸せになれる!って自分自身を信じてあげること、そして口に出すことです。

その後はひたすら自己研鑽に努めることですかね。私は人間としても未熟だし、仕事も未熟だし、親としても未熟だと思っていました。なぜなら、普通以下の家庭環境で育っているから。親からの教育はなにもされていないから。でもそれについて1つ1つ向き合い、必要なら学んでいけばいいだけなんですよね。だからこそどんな人でもリスタートできると思っています。捉え方を変えることはいつからでもできますから。

 

 

カウンセリングについてのご案内


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

これまでのご質問はこちらです

これまでの生い立ち
活動実績

Reスタートチャンネル(YouTube)
 

◎虐待を受けてきた人限定のLINEグループを作りました。
⇒ご興味がある方は、こちらからお問い合わせください

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

先日、こども家庭庁の虐待防止対策課でお話をさせていただきました。

 

課長や主査の方を始め、こどもの心のケア専門官、児童福祉専門官、

一時保護係、児童相談係、ひとり親家庭等支援担当の方向けに、
・虐待が起きていた家庭の中の様子
・どんな気持ちだったか
・外部が気が付けるポイントについて
・社会に出て困ったこと
・リスタートできた過程について
・虐待を受けた人について知っておいて欲しいこと
等についてをお伝えしました。
 

最近、講演会で質問カードを配布しており、

時間があれば会場で、時間がなければブログで全ての質問にお答えしています。

今回もかなり色々な質問が来ていますので、

これから少しづつではありますがお答えしていこうと思っています。
⇒「質問にお答えします」の記事はこちら
 

また、昨年からコツコツと

「虐待する親を生み出さないためのワークショップ」を開催しているのですが、

今回はワークショップもセットで行いました。

⇒「ワークショップを始めます」の記事はこちら

 

「虐待を受けた人の回復のためにも虐待予防のためにも自己理解が必要なのだとわかりました。本日受けたワークショップは、子育て教室や学校教育など、取り入れられる場面がいろいろありそうだと思いました」「啓発や研修の際にひとつの方法として活用できるのではないかと思った」等のありがたいお声をいただきました。

 

 

 

引き続きブラッシュアップしながらも、

これからはコツコツと営業もかけていこうと思っています。
 

カウンセリングについてのご案内


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

これまでのご質問はこちらです

これまでの生い立ち
活動実績

Reスタートチャンネル(YouTube)
 

◎虐待を受けてきた人限定のLINEグループを作りました。
⇒ご興味がある方は、こちらからお問い合わせください

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆