講演会の際に沢山のご質問をいただくのですが、内容によっては他の方も知りたいことかもしれないのでこちらで共有させていただきます。虐待を受けた人についてを知りたい方の参考になれば幸いです。
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【質問】
私も母に「どうしてあの時、こうしたの?」とききました。すると「申し訳ない」という気持ちと母の大変だった人生、今も抱えている課題を泣きながら話してくれました。子どもをないがしろにする気は毛頭ありませんが「虐待する親」「してしまった親」へもっと焦点をあてて勉強していきたいです。ぶっちゃけ、私は親への気持ちの整理がまだついていません。ハシモトさんは整理できましたか?5つの転機、行動で考えや捉え方は変わりましたか?
虐待経験のある女性の場合(男性よりも、出産や「母」という母性を求められるという意味でも)特に出産、育児への抵抗、「負の連鎖」から抜け出せないのではないかという気持ちの人が多いように感じるのですが(それそれで置いておいて)パートナーのこうした不安や思いにもう一人の相手方はどう向き合っていけばよいと思いますか?逆に相手に不安を打ち明けるのに、どういう点に気を付け、または押さえて話をしたら良いと思いますか?今の私の悩みです。(社会事業大学の生徒 さん)
【回答】
色々と細かくお話してくださってありがとうございます。お母様に当時のことを聞かれて「親」への焦点をあてて学ぼうとするお気持ちとても立派です。私は母と再会をしてようやく親への気持ちの整理はついたかなって思いました。虐待体験に向き合うと決めてから6年位経った40歳になる頃でした。5つの転機、行動(りすたあと)は、気が付いて実践したというよりは後から振り返ってたらそうなっていたという感じです。
ご質問にお答えしますね。出産や育児の不安や思いにもう一人の相手方はどう向き合えばいいか?というご質問ですが、私がもし聴く立場でしたら「相手が言う事の全てを受け入れて全部出し切ってもらうこと。」と「一緒に向き合って乗り越えていくことを何度も伝える。」と思います。逆に相手に不安を打ち明けるのに、どういう点に気を付け、または押さえて話をしたら良いかというご質問ですが、打ち明けることに対して気を付けることは特にないと私は思います。ただ、打ち明ける前に他にも「打ち明けられる人」を見つけておいた方が良いと思います。「この人なら大丈夫」と勇気を出して打ち明けた結果、心無い言葉を掛けられてしまったり、良からぬ方向に行った時のダメージは相当だと思うので、そうなった時の「居場所」を予め準備しておいた方が安心です。その居場所は友達、行政の相談員、カウンセラー、メンタルクリニックの先生など選択肢はいくつもあると思います。ちょっと手間かもしれませんが居場所を確保しておくことって本当に大切だと思います。望む結果になることを心より願っております。
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