講演会の際にいただいたご質問で、時間の関係でお答えすることができなかった質問はこちらで回答させていただきます。内容によっては他の方も知りたいと思うので、是非ご参考ください。
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【質問】
腹違いの弟について、昔と今、どのように思ってましたか?
【回答】
弟が産まれる前から1歳になるまでは、期待しかなかったです。とにかく寂しかったあの頃、また隆のような弟ができることがはなによりも嬉しかったからです。
1歳以降はそれが怒りや妬みに変わっていきました。私は弟との接触を禁じられ、バイキン扱いをされる一方で父にも継母にも溺愛されている様子を見ているのはたまらなく辛く、そしてそれが怒りや妬みに変わっていきました。”アイツばっかり…”って。
今は弟のことはなんとも思っていません。私が施設に入ってからきっと大変だったんだろうなって思います。弟への直接的な虐待があったかどうかは不明ですが、壮絶な夫婦喧嘩は間違いなくあったと思うので…。それを見せられる子供は相当きついです。
弟とは連絡取ってみようかなとたまに思うのですが、今更連絡したところで相手を困らせちゃうかな…って思い留まっています。
【質問】
子どもと関わるときに意識している事、大切にしている事はありますか。
【回答】
意識していることは「自分が子供の時にして欲しかったことか?」という問いかけで、その想いを根っこに置いて、大切にしていることは「おはよう」とか「いってらっしゃい」「おかえり」などの挨拶を心を込めてすることです。
色々と「理想の父親像」はあるのですが、そこは人間。なかなか思い通りにはできないですね。だから挨拶だけでもしっかりと!って思っています。
シンプルですが、「子供の目線で考えてみる」ということは大切にしています。
【質問】
虐待を受けたことによる現在への影響は何かありますか?(子育てや人間関係など)
【回答】
現在はほとんどないと思います。”自分の心の声に耳を傾けてセルフケアをする”ということができるようになってきたからだと思います。以前は人間関係で影響がありました。「普通じゃない家庭で育った自分は、なにもできない無能である」という思い込みが根底にあるので、すべてにおいて自信がありませんでした。勝てるわけがない、できる訳がない、そんな自分を好きになれる訳がない、といった心情なので本当に何も上手くいきませんでした。そしてそんな自分が益々嫌いになるといった負のループです。
「ダメな自分を認めてくれる人」をあの頃はずっと求めていたと思います。
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