虐待を受けて育った人のブログ -13ページ目

虐待を受けて育った人のブログ

僕は父と継母に虐待を10年以上受け続けて育ちました。児童相談所や児童養護施設を経て社会に出てからも葛藤の連続でした。そんな僕の過去と現在について書いています。

新潟から福島へ引っ越しをしました。

新潟は住んでいた期間が短かったので、思い出がほとんどありませんでしたが

引っ越し先の福島はすぐに馴染んで友達もできました。
 

友達ができるようになると、乱暴な性格は落ち着き

コミュニケーションを取ることが少しずつできるようになってきました。

しかし僕はこの頃に、『ある事』に気付いて大きなショックを受けることとなりました。

ファミコンが大流行していた当時は、友達の家に行くことが多かったのですが、

ある友達の家に遊びに行った時、お父さんやお母さんがすごく優しいことに驚きました。

 

僕はその友達に聞きました。

『ねぇねぇ、●君の家のお父さんやお母さんって

怒って叩いたりしてこない?いつもあんなに優しいの?』

気になった僕は色々な友達に同じようなことを聞きました。

 

答えはみんな同じでした。

”怒られることはあるけど、叩かれることもないし、いつも優しいよ” と。

アイロンを押し付けられることもないし、裸で外に出されることもないし、暴言を吐かれることもない。

 

僕は、”自分の家が普通の家庭ではない”という事に初めて気が付きました。

 

それから僕は、人の家庭がたまらなく羨ましいと感じるようになりました。

『普通の家庭』という基準ができたことが僕を更に追い詰めました。

 

”なんで僕はこんな家に生まれたんだろう…”
毎日そんなことを思うようになっていました。

 

その思いは次第に、父と継母の憎しみへと変化し、

継母からの沢山の愛情を受けている弟を妬むようにくなりました。

 

更にはこんな家に生まれてしまった自分自身の存在が、

憎くて…そして悔しくて仕方がありませんでした。

 

 

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この年、栃木県から新潟県へ引っ越しました。


この頃から、夫婦喧嘩の激しさが増してきました。
口喧嘩がエスカレートして、父が継母を殴っている現場を何度も目にしました。

殴られている様子を見て僕は、”次は自分かも”という恐怖で萎縮していました

とにかく殴られるのが嫌だった僕は、いつも両親の顔色を窺うようになっていました。

 

暴力や暴言が日常的だった僕の家庭環境は異常そのもので、

本当に家に帰るのが嫌だった僕は、遊ぶ友達も居ないので図書館でひたすら本を読み、

家には遠回りして帰っていました。

新潟に引っ越す少し前に、父と継母の間に子供が生まれました。

僕にとって腹違いの弟となります。
ずっと一人ぼっちで寂しかった僕は、弟ができたことを素直に喜びました。
亡くなった弟のように、『兄ちゃん・・・兄ちゃん。』
ってまた付いてきてくれるのかな、と期待をしました。

しかし、弟との
接触は継母から一切許されていませんでした。

弟に近づこうもうのなら、鬼の形相で僕を睨みつけ

『他人が人の子に触らないで!』と怒鳴られます。

それでも弟のことが気になる僕はある日、こっそり近づいたことがありました。

赤ちゃんだった弟が可愛くて、抱っこをしたいと思いました。

しかし弟を抱えようとしていたその時、継母が飛んできました。

そして何も言わずに弟を抱き上げて、お風呂場に連れて行きました。
そして継母は、
僕に聞こえるように大きな声で

弟に優しくこう言っていました。

 

『他人に触られてバイキンが沢山付いちゃったから、キレイにしようね~!』
 

その日を境に僕は、弟とは接触することをやめました。

 

 

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"愛嫁家プロジェクト"
虐待をなくすための取り組みの一つとして活動しております。

『児童虐待のない世の中にする為に、自分になにができるのか?』

それを目的にこれまで

・児童養護施設

・若者の自立支援を行っている団体

・居場所がない若者の受け入れをしている団体

・住居支援などを行っている団体

・子育て中の母親の心のケアに取り組んでいる団体・・・等など

 

色々と足を運び、話を伺ってきました。

実際にボランティアとして活動したこともあります。

 

それらの活動を通じて虐待の連鎖についてや、
親となっている大人達が育った、
そもそもの家庭環境が
大きく影響しているという事を知りました。


そして自分なりに出した結論は、

“夫婦の在り方、家庭環境が改善しないことには
虐待はなくならない”
ということでした。

 

当たり前ですが、どんな大家族も
最初は夫婦二人から始まります。

その夫婦の関係は、家庭を木で例えるなら『根っこ』の部分。

健全な家庭環境、家族関係を築くには夫婦が不仲ではあり得ません。

 

色々な人に祝福されて、結婚をしました。

でも性格が、価値観が、考え方が合わないから離婚しましょう。

全部が全部それでいいのでしょうか?

離婚したい…でも子供がいるから等を理由に

親は子どもだけを見ていれば、それでいいのでしょうか?

子どもは親の背中を見て育ちます。

親がそれまで見せてきた善いこと悪いこと全て見ています。

 

お互いが相手を思いやれるような、素敵な夫婦がもっと増えれば

その環境で育った子どもがやがて大人になった時、

見てきた親の背中を、
そして育った家庭環境と同じような環境を築こうとするのでは?


そして立ち上げたのがこの愛嫁家プロジェクトです。

どうぞ、宜しくお願い致します。


愛嫁家プロジェクト(HP)

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小学2年生になる頃、引っ越しをしました。
そして間もなく新しいお母さんが家に来ました。

 

楽しみにしていた新しいお母さんだったのですが、

いざ一緒に住み始めると、その人をお母さんとは思えない自分の気持ちに戸惑いました。

話をしていてもお母さんの時のようなほっとする気持ちになれないのです。

”人に懐かない可愛い気のない少年”継母にはそう映ったのでしょう。

ある日、継母がボソっと言いました。
『このガキ・・・ほんっと可愛くないなぁ。』

日に日に継母の態度が変わってきました。

それを境に間もなく継母の暴力が始まりました。

叩かれたり蹴られたり…真冬に全裸で外に締め出されたり、
アイロンを体に押し付けられたり、食事を与えてもらえなかったりなど。
色々な罵声も、浴びせられました。
『アンタの顔を見ているとイライラするから、近寄らないで。話しかけないで。

私の前から消えて。嫌ならこの家から出ていけば?本当アンタ邪魔。なんで生きているの?早く死ねば?』

家で過ごすことがどんどん苦痛になってきました。

 

継母に叩かれていることを父に伝えようとしましたが、
仕事で帰りが遅く、更には酔って帰ってくること多い父と話す時間などないし、

告げ口すると、もっと継母に酷いことをされるかも…という恐怖があり伝えることはできませんでした。

そもそも父からも暴力を受けているし。


家でどうしようもなく追い詰められました僕は、学校の先生に助けを求めたことがありました。

しかし、家庭訪問の拒否。

『学校が家庭の事に口出しするな!』

そう言われて先生たちは引き下がるしかありませんでした。

助けを求める大人がいなかった僕は、通っていた床屋のおばちゃんに言ったこともありました。

『ごめんね…そういう話は学校の先生にしてね。』

学校の先生には言ったんだけど…。

 

そんな僕にもたった一人の理解者がいました。

それは継母の母…義祖母です。
義祖母と会ったのは2~3回程度でしたが、会うと必ず僕を抱きしめてくれました。

その温かや匂いがお母さんと似ていて、僕はいつも泣いていました。

 

 

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以前ブログで、テレビの取材を受けたことを書きました。
 『オンエア日が決まりました』

錦織選手のニュース、御嶽山の噴火などで
オンエアが延び延びになっていましたが、
そういった歴史的な出来事や災害等がなければ、
10月31日の19時30分
放送予定だそうです。
 NHK特報首都圏


今回の取材で、僕は過去について色々お話したのですが
その話の中で、こんなことを話しました。

『虐待を受けた人は、受けている時も辛いが
その後の人生でも頼れる人がいない中、
虐待を受けていたという過去を背負って生きていかなきゃいけない。
それで苦労をしている人がたくさんいる。』
 
この話を聞いた番組ディレクターさんは
『虐待を受けた人のその後』
をテーマとして新たに番組を企画できないだろうか?
と考えているそうです。

そこで、表題の件になるのですが
過去に受けた虐待や、その後についてを
その番組ディレクターさんに話ししてくれる方を現在探しています。
 
話したくないことはもちろん話さないで結構ですしテレビカメラ等も入りません。
名前や音声などもプライバシーも保護されます。
取材は、実際にお会いして、もしくは電話等で
話を聞かせてもらいたいそうです。
ちなみに番組ディレクターは女性の方です。
 
番組はまだ企画段階ですので、実際に番組になるかどうかは、未確定です。
虐待当事者の声ってなかなか集まらないそうです。
そりゃそうですよね。
暗い過去の話なんて思い出すことさえ嫌なのに、
それを話しするなんて・・・って思うのが普通だと思います。

僕は、発信することも今必要なことだと思っています。
児童虐待についてまだまだ社会的認知度が低いと感じたからです。


様々な手段で、虐待について発信していくこと
事実を世に伝えていくことが今できることの一つだと思いますし
その声一つ一つが社会を動かすと信じています。
それに向けて是非皆さんの力をお借りしたいです。

虐待を受けた過去をお持ちで取材に協力してくれる方は、
コメントかメッセージを送ってください。
宜しくお願いします。

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