1月は210kmという距離を走り抜いた。目標の250kmには届かなかったが、血液検査の結果を見て「引き返す」という判断をした。自分にとっては、数字以上に意味のある210kmだったと思う。

数日間の休養を挟み、今日から2月のランを再開した。 昨日は日曜恒例のテニスを3時間。テニス特有のストップ&ゴーで使った筋肉が、心地よい疲労として残っている。そんな状態で、今の自分がどれくらい走れるのか。今日は確認のための10kmジョグだ。

【本日の記録】

  • 距離: 10.00km

  • タイム: 56分56秒

  • ペース: 5'41"/km(時速10.4km〜10.6km付近)

  • コース: トレッドミル

 

1月の爆走モードではキロ5分15秒まで上げていたが、今日はあえてスピードを追いかけない。モニターに表示される数字を見ながら、意識を自分の身体の内側に向ける。

一番の懸念点だった「左足付け根の重だるさ」はどうか。 一歩、また一歩と着地を確かめるが、1月末のような嫌な違和感は今のところ顔を出さない。しっかり水分を摂り、ストレッチに時間を割いた効果が、目に見える形で現れているようだ。

10.00kmジャストでストップ。 無理をすればもっといける。でも、ここで止められるようになったことが、先月からの成長かもしれない。

2月8日にはトレイルのレースが控えている。 そこに向けて、今は「距離を稼ぐ」ことよりも「状態を整える」ことが最優先。

1年ぶりに再開したこのブログも、こうして日々の淡々とした記録を積み重ねていく場所にしていきたい。派手な記録はなくても、一歩一歩の事実が自分を支えてくれる。

明日もまた、身体の状態を見ながら、最適な距離を走ろうと思う。 怪我・故障ダメ、絶対。

【あと40kmという誘惑】 血液検査の結果を握りしめ、私は葛藤の中にいました。 1月の走行距離はすでに210km。 目標の250kmまで、残りわずか40km。あと2回、20kmを走れば「月間250km達成」という栄光の称号が手に入ります。1年ぶりのブログ再開、その1発目の連載を「目標達成!」という華々しい結末で飾りたい。そんな虚栄心が、頭の片隅で「あと少しだけ無理してみないか?」と囁いていました。

【決断:数字よりも「未来」を走る】 しかし、左足の付け根に残る鈍い違和感と、検査結果の数値が冷静に私を引き止めました。 私が走る目的は何だったか。数字を稼ぐことか? それとも、2月8日に控えるトレイルランを最高の状態で楽しみ、完走することか?

答えは明白でした。 ここで無理をして40kmを稼いでも、引き換えに腎臓や関節を壊してしまえば、本番のレースは走れません。

「今月は、ここでやめよう」

スマホのランニングアプリを閉じ、私は今月のランニングに終止符を打ちました。目標まであと40kmでの**「勇気ある撤退」**です。

【「攻めの休養」という新しいトレーニング】 走るのをやめた代わりに、私が始めたのは「徹底的なリカバリー」です。 1日2リットル以上の水をこまめに飲み、内臓の負担を減らす。風呂上がりには、これまで以上に丁寧にストレッチを行い、筋肉の強張りを解いていく。

不思議なことに、走るのをやめて数日経つと、身体が内側から軽くなっていくのを感じました。数値は目に見えませんが、きっと私の腎臓も今、必死にリセットをかけてくれているはず。この「休む時間」もまた、強くなるための大切なプロセスなのだと、身をもって学ぶことができました。

【1月の戦いを終えて】 250kmという数字には届きませんでしたが、210kmを駆け抜けた事実は変わりません。 1年ぶりにブログを再開し、自分の身体の限界を知り、そして何より「引き返す勇気」を手に入れた。この1ヶ月は、私にとって250km以上の価値があるものでした。

2月、身体はリセットされ、準備は整いつつあります。 ターゲットは2月8日のトレイルラン。 今度は「数値」ではなく「自然」を相手に、最高のハイを味わってこようと思います!

怪我・故障ダメ、絶対。

【1月の最終リザルト】

最終走行距離: 210km

今の状態: リカバリー中(水分補給徹底)

【ゾーンに入った105分間】 月間250kmという高い壁が、ようやくその頂を見せ始めた1月の第3週。この週、私は今月の、いや、これまでのランニング人生の中でも指折りの「神回」を経験しました。

仕事終わりの疲労感を引きずりながらも、走り出すと同時にYouTube Musicから流れる重低音が、私のスイッチを完全に切り替えました。気がつけばペースはキロ5分15秒まで跳ね上がり、そのまま20kmを駆け抜けていたのです。

タイムは1時間45分(105分)。 サブ4を余裕で切るそのペースに、「今の自分ならどこまででも行ける」という無敵の感覚、いわゆる完全なる「ゾーン」に入っていました。走り終えた後の達成感は凄まじく、250km達成を確信した夜でした。

【異変と、初めての「恐怖」】 しかし、歓喜の時間は長くは続きませんでした。 翌朝、目が覚めると左足の付け根が、これまでに経験したことのない鉛のような重さに。ストレッチをしても、お風呂で温めても、その独特の違和感は消えません。

「これは、筋肉だけの問題じゃないかもしれない」

ふと、自分の「尿の色」に違和感を覚えたこともあり、私は重い腰を上げて病院の門を叩きました。念のために受けた血液検査。そこで返ってきた数値は、私の想像を遥かに超えるものでした。

【BUN 21.1 / クレアチニン 1.26】 突きつけられたのは、腎臓の数値を表す過酷なデータ。 激しすぎるトレーニングと、日曜日のテニス、そして「ハイ」の裏側で疎かにしていた水分不足。それらが重なり、私の腎臓は一生懸命に筋肉のゴミを掃除しようと、限界まで働き続けていたのです。

「今のままでは、壊れる」

お医者さんの言葉が、熱くなっていた頭を一気に冷やしました。あんなに楽しかった250kmへの道が、急に険しい、立ち止まるべき道に見えた瞬間でした。



【第3週のデータ】

累計走行距離: 200km突破

週のハイライト: 20km走(1時間45分)

身体の状態: 付け根の重だるさがピーク。血液検査の結果に衝撃。