腕時計遍歴125 グランドセイコーSBGJ249 ハイビートGMT 使用感① -外装・仕上げ等- | はし3の独り言

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腕時計に自転車、高校理科の話題が多いブログです。日常で印象に残った出来事も取り上げます。時間があって、気が向いた時しか更新できていませんが、ご愛顧よろしくお願いします。

 

 SBGJ249に限ったことではないのですが、グランドセイコーの良さは、まず、その見た目の美しさにあるのだと思います。文字盤の映え方が、とにかくすごい。

 

 

 

 私は、時計が一番美しいのは朝だと思っているので、通勤前に、愛車の中でSBGJ249を撮影しました。

 

 

 朝の日の光には、日中や夕方にないものがあるよね。少し青みが強く見えます。空気がきれいで、短い波長の光が届きやすいのかもしれません。

 

 

 

 これは日が昇り切ったお昼前になると、やや赤みが増すと思います。木々や空など、自然のものもそうですが、腕時計の文字盤は、刻一刻と、表情を変えています。

 

 このように、日中の陽光は、暖色が強く、ものを柔らかく見せてくれますが、昇ったばかりの日の光は違います。陰影をはっきりさせて、細かいところまで明るみにさらします。

 

 

 

 こうして見ると、本当に微細な構造まで、きちんと作りこまれています。

 

 現行のグランドセイコーには、遷ろう季節の一瞬をモチーフにした文字盤をデザインしたラインナップがあります。(すべて集めたくなったら大変ですね)

 

 SBGJ249では、梅雨が明けたばかりの初夏、二十四節季でいうと小暑の時期に吹く「白南風(しらはえ)」に吹かれてできた、水面のさざ波を表現したそうです。

 

 よく表現されているのではないでしょうか。

 

 

 

 こういうグランドセイコーの表情が好きだなー。

 

 

 

  車の中で、左腕をくねくねさせているのを傍から見られないように注意しながら、撮影は続きます。

 

 

 これまでグランドセイコーのGMTに手を出さなかったのは、厚みのせいでもあったんですが、こうして手首に乗せてしまえば厚みを感じません。14.1mmあるそうですが、着け心地はいいです。

 

 着け心地の良さについてはもしかしたら金属ベルトのお陰かもしれなくて、SBGJ249本体とベルトの重量バランスはとても合っています。

 

 それに、最初、ベルトはいつもとおんなじかー、と、思っていたら、質感や輝き方に、これまでのグランドセイコーのものと違いを感じました。気のせいかもしれませんが、よくなっていると思いました。

 

 

 

 それにしても、よく見れば見るほど、すごいなあ。インデックスたちは、いったいどうやって文字盤にくっついているのでしょう。最初は描いてあるのかなとおもったけれど、よく見ると36000の写植に影ができているような。すると、接着でしょうか。

 

  

 

 しかし、接着だとしたら、しっかり定着しない気もするし、穴でもあけて差し込んであるんでしょうかね。

 

 このように、久々に買ったグランドセイコーの作りこみは、細部に至るまで一切の妥協を感じられないものでした。

 

 もう、満点以上です。