国道150号線には「ギャラリーささやま」の他にも気になるお店があったのだが、今日、ようやく足を踏み入れてきた。
普通のコンビニを改装して、このお店ができてから、もう10年以上経ったと思う。しかし、いつも外国人風の人ばかりが出入りしているので入りづらく、今日の今日まで未踏の地のままだった。
かつては日本語の表示がなく、日本人が利用していいのかどうか不安だったが、最近では日本語の看板が増えて入りやすくなった。きっと入っていいのだ。チャレンジしてみるべし。
お店に入ると、流ちょうなスペイン語が耳に入ってくる。外国に来たみたいだ。お客さんは10人くらいいたが、みんな日本人じゃない気がした。よく言う2世、3世の人たちかなあ。東洋人と西洋人が混じったような顔立ちをしているのと肌の色でそう感じた。
お店には、調理場とレジ、そしてテーブル席があって中で飲食ができるようになっている。大きな壁掛けテレビが印象的だった。
品揃えを見ると輸入品ばかりで日本人のために作られたお店ではないことがよく分かった。きっと日本に働きに来た2世3世の人たちが、ブラジルを懐かしんで利用できるようにできたお店なのだ。
肉がメインの品物らしく、調理場では主人が大きな肉をせっせと切り分けている。スペアリブとかステーキ用の肉が生々しい感じで売られている。おいしい肉が安く買える気がする。今度、肉を買いにこようかな。
レジに行って、気になる「大井川バーガー」を頼んだ。10分くらいしてラテン系の顔立ちをした女性の店員さんが持ってきてくれたけど、見てみてそのボリュームにびっくり。
きっとブラジルではこのサイズがスタンダードなんだろうけど、いやあ、二つ頼まなくて良かった。レタスなんて、四角に折りたたんで巨大な肉厚ハンバーグの上に挟んである。全部でかるく1000kcal くらいありそう。
よいしょ、よいしょと食べてみると、味はやはり大味。パンは冷蔵庫に入れてあったような臭いがする。しかし肉とチーズはおいしい。
一発でお腹いっぱいになり、大満足で帰宅。日本人向けのハンバーガーのなんと小さいことか。ワールドスタンダードを知らない日本人は、損ばかりしているのかも知れないと思った。
家で買ってきたものを確認。外国に行って現地でお土産を買ってきたみたいだ。バナナも日本でよくみるフィリピン産のものではない。原種ほどではないけど原始的な形態をしている。きっと不味いんだろうな、と、思いつつ、興味で購入した。