ルイガノCTRの不調 | はし3の独り言

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腕時計に自転車、高校理科の話題が多いブログです。日常で印象に残った出来事も取り上げます。時間があって、気が向いた時しか更新できていませんが、ご愛顧よろしくお願いします。

 どんなもんだいと言わんばかりに、晴れ渡った青空。静岡県の冬の天気は、いつ見ても素晴らしい。 

 

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↑陽気に誘われて、大井川リバティに行ってきました。


 私はルイガノCTR号を担ぎ出すと、元気にポタリングに漕ぎ出した。

 

 

 

 楽しい一日になるはずだったサイクリングに、ちょっとしたアクシデントが。

 

 どうにも、スピードが乗らない。おかしいぞ。なんだ、この時速24kmって。

 

 初心者向けとは言え、ルイガノCTRは、まがりなりにもロードバイクだ。それなのに遅すぎる。それにペダルが重く感じる。

 

 どうもおかしいと思った私は自転車を降り、何か不具合があるのではとルイガノCTRを点検し始めた。

 

 なんだ。リアのブレーキが片効きしているじゃないか。これじゃ、スピードが出ないのも当たり前だ。ブレーキワイヤーを緩めてゆとりを作り、再び漕ぎ出す。

 

 問題はあっさりと解決したように見えた。

 

 

 

 ブレーキは直したのに、いつものスピードは戻らない。私は、もう一度自転車を降り、ルイガノCTRのパーツ達を点検する。ブレーキのチェック…、問題ない。ホイールの締めすぎ?、いや、そんなことない。

 

 おかしいなあ、どこに問題があるって言うんだ。しっかりしてくれよ、ルイガノCTR。

 

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↑やる気の感じられないルイガノCTR

 

 実は、最近、すっかり出番の少なくなったルイガノCTRを不憫に思い、同僚に安く引き取って貰おうと計画していた。フラットバー使用に変えたのも、街乗りとして使いたいという同僚の希望に合わせたものだ。

 

 もしかすると、売られるのを察して、ぐれてしまったのでは…(; ̄Д ̄)

 

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↑かつては時速60㎞超えをした力があるのだが…

 
 しかしなあ、ロードバイクが増えてしまって、私の甲斐性じゃ賄いきれない現状もあるのだよ。わかってくれよ。お前は新しいご主人様のところに行って、幸せに暮らすんだよ。

 

 私は拗ねるルイガノCTRをなだめると、よいしょっと、漕ぎ出した。

 

 しかし、ルイガノCTRは機嫌を直すどころか、ますますペダルを重くする。時速はとうとう20㎞を割り込んだ。これじゃママチャリの方が速い。今日は無風に近いのに。

 

 と、そんな折り、背後からMTBに乗ったおっちゃんが現れ、私の横をパスしてゆく。

 

 お~い、なにやってんだ。MTBに抜かされちゃったじゃないか。がんばってくれよ、ルイガノCTR。

  

 私は、ペダルに力を込める。しかし、ルイガノCTRは言うことをきかない。

 

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ロードバイクには魂があるのだろうか。


 MTBでのんびり走っているおっちゃんに千切られるとは…、ありえん。

 

 しかし、どうすることも出来ず、仕方なく途中で大井川リバティを降りて、その日は帰るしかなかった。 

 

 ルイガノCTRは、私が乗った、最初のロードバイクである。想い出もいっぱい詰まっている。やはり売ってしまうなんて間違っているんだろうか(というか、こんなんじゃ売れないが)。 

 

 ルイガノCTRの身売り話は、もう一度よく考えた方が良さそうだ。

 

 ロードバイク好きが過ぎて、自転車が増えてしまった方達は、いったいどうしているのかなあ。

 

 

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↑こいつのせいかも… よく回らないし。