ウーパールーパー イトミミズを食べる | はし3の独り言

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腕時計に自転車、高校理科の話題が多いブログです。日常で印象に残った出来事も取り上げます。時間があって、気が向いた時しか更新できていませんが、ご愛顧よろしくお願いします。

2009/05/24

 

 翌朝、ウーパーは4匹とも元気に泳ぎ回っていた。

 しかーし、よく見ると一匹、後ろ足が無いものがいるw( ̄Д ̄ w のぉぉぉ~!! 。

 

 「いつから無かったんだろう…。」

 

 ウーパーは、餓えにくるしみ、共食を起こした可能性があった。

 

 エサとして、半生タイプの赤虫を入れていたのだが、食べた形跡はなかった。せっかくエサを投入しても、ウーパーがエサだと認識しなければ意味がない。

 

 と、いうことで、新たなエサを求めて静岡市の金魚屋に行って、イトメ(イトミミズ)を買ってきた。

 

 イトメだけ買いに行ったのに、流木やぶくぶくまで買ってしまったが、まあ良い(それは水槽持ちの人情と言うものだ)。

 

 

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↑イトメ 久しぶりだ。買ったのは20年ぶりくらいだ。
 

 イトメは寂しがり屋で、お互いに身を寄せ合っていないといられない。丸く集まるということでは寒い時のハムスターみたいな感じなのだが、同じことをイトメがやっても、グロテスクとしか言いようがない。おかげで良心の呵責なしに与えられるからいいんだけれど。

 

 イトメを選んだのには、訳があった。

 

 おそらく、ウーパールーパーは、目の前で動く物しか見えないはずなのだ。

 

 脊椎動物の眼は、本来、動く物しか見ることができない。網膜が構造的にそうなっているのだ。止まったものでも見えるじゃないかと思うのだが、ヒトでは眼球の方が震えているため、止まったものでも見えるのだ。

 

 確か、カエルは動く物しか見えないと読んだことがある。ウーパーもそうかも知れなかった。同じ両生類だから。

 

 イトメを一つまみ投入すると、水槽の水の循環にのって、ウーパールーパーの目の前でウネウネと動いた。

 

 と、そのとき、ウーパールーパーがまるで痙攣でも起こしたかのように、ピクっと反応して、パクリと食いついた。やった。これで共食いの危険を減らすことができる。

 

 ありがとう、イトメ。良い動きしています。グッドジョブ(o´ω`o)ぅふふ 。

 

 しかしながら、ウーパールーパー4匹は、イトメはたくさんいるのに、何故かだんだん集まってきた。

 

 私の仮説が正しければ、目の前で動く物は考えなしに食いつく性質をもっているのでこれは危ない。

 

 間違えて、仲間を噛むなよ…、と思っていたら、案の定、一匹仲間に噛まれたしまった。痛そうだ。幸いにして出血や欠損は無かったけれど、本来ならセパレーターをつけるべきだと言うことを示す事件だった。

 

 

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↑動かなくなったウーパールーパーたち。
 

 イトメを何匹か食べると、それまで水槽の中を泳ぎ回っていたウーパールーパーたちは、底でジッと動かなくなってしまった。きっと消化するのに体力がいるのだろう。

 

 また、動き始めたらイトメを与えよう。

 

 一歩前進だ。

 

 こうしてエサを食べさせるのに成功した私は、ちょっと胸をなで下ろした。