うどん打ち体験の後は、高松中心部に戻り、特別名勝である栗林公園へ行きました!
栗林公園は、高松松平家による江戸時代初期の大名庭園です。
庭の国宝、国の特別名勝に指定されている日本屈指の名園。文化財庭園の中で最大の広さを誇ります。
私が今回の旅でぜひとも訪れたかった場所です
入り口からど迫力。
借景になっている後ろの山(紫雲山)が庭園と見事に調和し、果てしない奥行きを感じます。圧倒されました。
どこを切り取っても美しい。
西洋の庭園のように、花が咲き乱れているわけでもない。夏の深緑のみ。The シンプル。これぞ日本が世界に誇れる美の形。
商工奨励館
明治に建てられ、香川県博物館として利用されていたそうです。
明治建築らしく、日本と西洋の建築技法が入り混じったクラシックで素敵な建築です❤️好きすぎる
本館1階は、栗林公園の歴史やゆかりの人物、香川の文化や工芸を紹介するコーナー。
本館2階は、讃岐の家具をこよなく愛し、昭和30年代には「讃岐民具連」に参加した米国の家具デザイナー、ジョージ・ナカシマが手掛けたテーブルや椅子が展示されています。
曲線が美しく、温かな家具たちでした。
2階の出窓からは、ジョージ・ナカシマのチェアーに座って栗林公園が一望できます。贅沢すぎる!
大きく開いた窓から美しい芝生を眺められる北館1階はレセプションホールとして利用されているそうです。ここで結婚パーティーもできるそう。やりたかった
素敵なカフェも併設されており、私は栗林公園で収穫された梅で作った梅ソーダをいただきました。
商工奨励館を出て、私が一番行きたかった場所へ向かいました。
見事な松!
どこも手入れが行き届き、ゴミ一つ落ちていません。
途中池の鯉に餌やりを挟みつつ。
私が一番行きたかった場所は、こちら掬月亭(きくげつてい)です
江戸初期の17世紀に建てられた数寄屋風書院造りの建物で、歴代の藩主が茶会や舞を楽しんだ場所です。
掬月亭に入るにはお茶を注文する必要があります。
私は冷たい煎茶にしました。
風が通る畳の上でいただく煎茶は格別でした。
そして、いよいよ長年行きたかった場所へ!
掬月一ノ間です
池に面した一ノ間は、池面とほとんど段差なく、三方壁がありません。景色にトリップしたかのような開放感です。
実際に一ノ間に入った時の感動は、写真では伝えきれません。
観月会もやっているそうなので、ぜひまた来たいです
どこを切り取っても、本当に本当に美しい庭園でした✨
ずっと日本の宝として大切にしていきたい場所です。娘たちが将来どこで暮らすとしても、日本はこんなに美しいと覚えておいてほしいです。旅を通じて、生活を通じて、そういうものをできる限りたくさん見せてあげたい。
次は、3県目・愛媛へ!!!