今日の午後6時に友人と落語を聴きに行った。
第84回 新春プラザ寄席(下丸子)です。
普段はあまりマクラが面白くない(と思っていた)三三師匠が今日は面白かった。
よかったです。『加賀の千代』もなにか好きな話だ。甚兵衛さん、ひとが好くて
いいですね。おかみさんの尻にひかれ、言いつけ通りにご隠居に借金を
申し込みに行く・・・
ご隠居とのやりとりやサゲへのもっていき方が『熊の皮』と似ていますね。
甚兵衛さんが愛されキャラでホッとします。
さん喬師匠は2月のチケットが取れず残念でしたので、正月そうそう聴くこと
ができてよかった(『ちりとてちん』)。安心して聞いていられます。
同様に一之輔師匠も安心して聴いていられる落語家さんです。安心して
笑わされる、と言ってもよい(『化け物使い』)。落語ビギナーでも、楽しさを
体験できること請け合いの噺家さんです。
市馬師匠は恒例の相撲甚句から始まり、『粗忽の使者』を演じられました。
じぶたじぶえもん(地武太治部右衛門)という、そそっかしい侍が巻き起こす
珍騒動。
さあ、明日も聴きに行くか、下丸子に。