こんにちは
広島市中区西川口町のはしもと歯科の糀谷です。
今月は「子どもの歯を守るためのポイント」についてのお話です。
・歯の質の遺伝と歯磨き習慣
歯の質や歯磨きなどは、親から子どもへ代々受け継がれていくものです。
お父さんやお母さんが仕上げ磨きをしてもらった経験がない場合は、子どもにも影響がでる可能性があります。
寝ている間はもっとも虫歯になりやすい時なので、寝る前の仕上げ磨きは必ず行いましょう。
できれば毎食後磨くことが望ましいですが、それが難しければ、最初は寝る前の1回でもいいでしょう。
毎日欠かさないことが大切で「歯が汚れていると気持ち悪い」という感覚を小さい頃から覚えさせる意味もあります。
また、虫歯菌は、子どもと接する人の唾液を介して感染します。
噛み砕いた食べ物を子どもに、直接口移しで食べさせたり、スプーンを共有することはやめましょう。
子どもに接する大人に虫歯がある場合は治療を行い、虫歯菌を子ども感染させないようにすることが大切です。
大人が気持ちよさそうに歯磨きをする姿を見せてあげると、子どもはマネしたくなるものです。
歯磨きが楽しいと感じる雰囲気作りを心がけ、子どもの歯を虫歯から守っていきましょう。