健康なお口が栄養バランスを支える | はしもと歯科医院のブログ

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広島市中区西川口町12-3

あけましておめでとうございます。

広島市中区 西川口町のはしもと歯科の糀谷です。

 

みなさま、どんなお正月を過ごされましたか?

おいしいおせちや、おもちなど、たくさん食べられましたか?

 

おいしいものを、楽しく食べられるって

とっても大切なことですよね。

 

そこで、今日は「かめる」という事についてお話したいと思います。

 

人の細胞は、約2年で入れ替わるといわれています。

では、新しい細胞はどこからやってくるのでしょう?

それは食事です。

バランスの良い食事をとるため、健康なお口は大切ですよね。

 

ある研究、データ解析によって

80歳で「こんにゃく」を食べられる人は、長生きしている事がわかりました。

こんにゃくを食べられるという事は、咀嚼力があり、噛み千切る、砕く、すりつぶすといった、

噛む機能に加え、唾液と混ぜ合わせて、飲み込むまでの機能が

しっかりと保たれているという事なのです。

 

また、噛める人と噛めない人の栄養摂取の比較をしたところ、

噛めない人は、噛める人の摂取栄養量を下回ることがわかりました。

 

噛めない人は、野菜や果物の摂取が少なく、

タンパク質やビタミン、鉄分、カルシウムなどの摂取目標量を満たしていませんが、

一方、砂糖や嗜好飲料、菓子などの摂取量が多く、食事がアンバランスであることが示されています。

 

歯の喪失や、合わない入れ歯により「噛めない」状態にあると、

食べ物の選択の幅が狭まり、食事の楽しみが減少するという報告もあります。

 

楽しく栄養を摂取するためには、お口の健康が大切です。

毎日のホームケアと定期的なメインテナンスで、いつまでもおいしく、楽しい食事をしていきましょう!