あけましておめでとうございます。
広島市中区 西川口町のはしもと歯科の糀谷です。
みなさま、どんなお正月を過ごされましたか?
おいしいおせちや、おもちなど、たくさん食べられましたか?
おいしいものを、楽しく食べられるって
とっても大切なことですよね。
そこで、今日は「かめる」という事についてお話したいと思います。
人の細胞は、約2年で入れ替わるといわれています。
では、新しい細胞はどこからやってくるのでしょう?
それは食事です。
バランスの良い食事をとるため、健康なお口は大切ですよね。
ある研究、データ解析によって
80歳で「こんにゃく」を食べられる人は、長生きしている事がわかりました。
こんにゃくを食べられるという事は、咀嚼力があり、噛み千切る、砕く、すりつぶすといった、
噛む機能に加え、唾液と混ぜ合わせて、飲み込むまでの機能が
しっかりと保たれているという事なのです。
また、噛める人と噛めない人の栄養摂取の比較をしたところ、
噛めない人は、噛める人の摂取栄養量を下回ることがわかりました。
噛めない人は、野菜や果物の摂取が少なく、
タンパク質やビタミン、鉄分、カルシウムなどの摂取目標量を満たしていませんが、
一方、砂糖や嗜好飲料、菓子などの摂取量が多く、食事がアンバランスであることが示されています。
歯の喪失や、合わない入れ歯により「噛めない」状態にあると、
食べ物の選択の幅が狭まり、食事の楽しみが減少するという報告もあります。
楽しく栄養を摂取するためには、お口の健康が大切です。
毎日のホームケアと定期的なメインテナンスで、いつまでもおいしく、楽しい食事をしていきましょう!