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Prompt: NVIDIA CUDA vs AMD ROCm
今日は、ちょっと堅い話をします。
Stable Diffusionをインストールして、順調に動いているかというと、低解像度においては、それなりに動いているし、文句はない。しかし高解像度にするためのあらゆる拡張機能が動作しない。
なぜか
それは、私のGPUがRadeonだからです。Ryzenによって一躍ゲーミングコンピュータの上位に食い込んできたAMDだが、GPUについては、NVIDIAに、かなり遅れをとっている、NVIDIAのCUDAという命令セットが、レンダリングソフトの標準になってしまったのだ。私が今回使い始めたStable Diffusionしかり、普段使っているBlenderしかり、NVIDIAのGPUであれば、ずっと高速にレンダリングできる。
それは、CUDAという命令セットを使っているプログラムが普及しているからだ。AMDは、HIPという言語によってCUDAで書かれたプログラムをソースレベルで、AMDのROCmという命令セットに変更することができるようにした。CUDA向けのソースをHIPに自動変換するHIPflyを含むHIPのSDKをを提供しもいますが、自分たちでは、何もできない。多くのCUDAによるプログラムは、NVIDIAによって製作されたのではなく、ゲームメーカーや、一般のプログラマーが書いているからだ。
彼らがNVIDIAで満足している限り、わざわざAMDのRadeonに向けてプログラムを書く必要はない。いくらAMDがRadeonのROCmにより高い性能を発揮すると宣伝をしても、NVIDIAと倍半分のような性能差は生まれない。結局、どんぐりの背比べ程度である。勿論Ryzen&Radeonで1チップのMPUが、ノートパソコン用に低消費電力を誇っている、しかし、ゲーマーなどは、そんなことには見向きもせず、NVIDIAのボードを買うし、NVIDIAが搭載されているノートパソコンを買うのである。
どうせならCUDAの命令セットをオンザフライでROCmの命令セットに変換する論理回路を追加するか、Radeonのドライバーにアッタッチする命令変換プリプロセッサ的なプログラムを提供するしかないように思われる。
今のままでは、CUDAの命令セットが直接RadeonのGPUで実行され、パソコンはブルー画面になってしまう。
結局、私はStable Diffusionの拡張機能を使えないばかりか、いつブルー画面もなるか、はらはらしながら、Stable Diffusionを使わなければならない。
(Microsoftは、AMDに力を入れているようですので、そこに期待かな)
当然ですね。
ウクライナ対ロシアの戦争が終わるまで、掲載を続けていきたいと思います。
平和への祈り「鳥の歌」
「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は peace、peace と鳴くのです」(カザルス)
ウクライナ民謡
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