充実大作戦。
仕事場の皆で、エヴリデイのライフをメニーメニーハートフルにするにはどうしたらいいかと話し合った結果……
バンドやろうぜ!
ということになりました。(実話)
え、みんな今年いくつ? お前ら平均年齢ちょっと言ってみなさいよ、と私が鳥鍋を囲んでいる面々に言ったら、みんな目をそらしました。
で、話はとんとん拍子に進み、それぞれやりたい楽器を言っていきました。
しうさん「俺ボーカルー」
鈴木さん「俺ギター」
杉井さん「なら俺ベースー」
鏡さん「ドラムなら任せろ!」
鯨さん「俺もできるぜ!」
楽器など何一つびたいちできない残された私は、しばらく周りを見回してから……
「じ、じゃあ俺ピエ○ル瀧の役ー!」
周りで踊ったり騒いだりろくろ回したり。
実話だ∈(・ω・)∋
で、みんなもう、あれやるこれやるのやるやる詐欺の常習犯なので、頓挫するのが目に見えています。
でも、実生活をなんとか充実させたいので、現実から目をそらしながら必死に計画を前に進めようとします。
仕事場のまわりには意外にスタジオとか多く、楽器買って行こうそうしよう、なんてわいわい話していたのですが、我々のメンバーの中で数少ない本格的な音楽経験のある杉井さんが、おもむろに言いました。
杉井さん「で、お前らどんなジャンルの音楽やりたいわけ?」
みんな、その瞬間、本当に気まずそうに眼をそらしました。
杉井さん「お前らただ単に小説家になりたいだけの作家志望者かよ!」
私「はい! サインも印税の使い道も考えているけどなにを書けばいいのかわかりません! どんな小説を書けばいいですか!」
杉井さん「死んでしまえ!」
その場にいた人たちは少なくともその難関を越えてきた人たちばかりなのに、根本は何も変わっていないというか、根腐れ起こしてた。
恋に恋する乙女かよと思いました。
むさい野郎ばっかだけど。
で、案の定というか皆ぐだぐだして話流れ気味だったんですけど、私だけは健気にDTMのページとか見ながらきちんと前進しています!
でも、最終目標がミクに歌わせてニコニコにアップとか、気がつくといつもひとり遊びになっているんです。
進捗状況を仕事場の人に言ったら、そう指摘された。さみしくなんかない(´・ω;`)
しかも、今日はキーボードが家に届いたよ!
カシオのなんかちょっとでかいやつ! 定価44000円のやつが24800円になってたのでついかっとなって買った。
それを杉井さんに言ったら、
杉井さん「おお、いいやつ買ったんだ」
私「すごいでしょう!(*ノノ)」
杉井さん「でも、あんま立派なの買うと、かさばって捨てる時面倒だぜ?」
私「(:D)| ̄|_」
杉井のぴかりんとは、話し合わなければならないことがあるようです。
で、そんな感じで私の音楽生活が始まりました。
さていつまで続くかなあ……と、最近乗ってない自転車を横目に見ながら……。