幅や奥行きの無い人っているんですね。まあ、人それぞれですから当然ですが、なんだかかわいそうで仕方がありません。
どちらかというと哀れですね。

一方で、ますます好きになってしまう人が議長になってからたくさんでてきました。このポジションをいただいて仕事をしていると「人間性」が、色濃く見えるものですね。

笹川良一先生がご健在の頃、テレビのコマーシャルで「世界は一家、人類は皆兄弟」とおっしゃっていました。いま、そんな気持ちでいるんです。僕。

もともと議員という人種は、我々市議の場合では4年に一度「勝負」をするんですね。だから私はある意味ギャンブラーだと思っているのですが、「勝負」「戦い」って言葉がついてまわる仕事だと思っています。
「ギャンブラー」などというと不謹慎と言われるかもしれません。しかし、現在のこの国における「選挙」を見ていると、自分ではどうにもできない選挙の「風」があったり、不可抗力とは言わないまでも、もらい事故のようなとでもいうのでしょうか?そういう事象も見受けられます。なので一種ギャンブルのような勝負どきってあるような気がします。またそういう意味では常に「好戦的」なのが議員であると言えます。

さて別の話で、友人の他市の議会の議員さんの
FaceBookへの書き込みを引用させていただきます。
以下の通りです。

【当市議会にはこんな議員がいます】
午後からは議会改革推進研究会がおこなわれましたが、1名の議員が無断(無届)欠席しました。
前回も欠席でしたが、欠席理由はどうやら、会長(座長)が気に入らないとのことです。
座長が気に食わないから、会議に出席しない、議長が気に食わないから、本会議に出席しない議員なんて、他自治体にはいるのでしょうか?
年長議員にもかかわらず、ただの駄々っ子じゃないでしょうか?

僕がコメント欄に書き込んだのが、
(笑)。まあ、いますよね。ただのだだっ子(笑)。「議会とはウソと妬みで日が暮れる」とか「妬みだよ妬み」といういろいろなシーンでの先輩議員の話を聞きます。(笑)。哀れんであげて下さい(笑)。お疲れさま。
です。実は何度も何度もこのブログで書かせていただいているのですが、

http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-10135198279.html
http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-11513606288.html
http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-10061263784.html

などなどです。
どこの世界でも出る杭は打たれる。ってあるのですが、政治の世界はその最たるものです。しかし私は、打たれても打たれても出て行かなければなりません。それはここにリンクを記載したブログにも書きましたが、私は「自分のため」の政治を行おうと考えていません。最終的に「人が幸せになる」ことを「決断」「結論を導く」際に考える基本であるからです。
私のコミットメントが「人が幸せになる」です。以下は「コミットメント」の解説です。実はこの訓練を徹底的に行ってまいりました。

野村総合研究所、
http://www.nri.co.jp/opinion/r_report/m_word/commitment.html
経営用語の基礎知識より
コミットメント Commitment
責任を伴う約束のこと。責任を負う者の約束に対する強い決意や覚悟の意志が含まれる。
 近年では多くの企業トップが、株主、顧客や従業員、あるいは広く社会に対して自社が果たすべき役割をコミットメントとして表明しています。コミットメントには、果たすべき約束という意味に加えて、その約束に対して責任を負う者の強い決意や覚悟の意志が含まれています。

日産自動車におけるコミットメント
 コミットメントという言葉をよく使用する経営者の一人として、日産自動車のカルロス・ゴーンCEOがあげられます。日産社内では、コミットメントという言葉を、より狭義の「必達目標」という意味で使用しています。コミットメントが未達成の場合には具体的な形で責任をとることになります。
 一方、コミットメントよりもさらに高い目指すべき目標は「ターゲット」と呼んで区別し、コミットメントという言葉のあいまい性を排除しています。日産ではこのようにして組織の無責任体質化を防止しています。

コミットメントの形成プロセス
 外部からの強い圧力で形成されたコミットメントは、十分に機能しない可能性があります。外部からの圧力には、コミットメントが実現されなかった場合の人事的評価や処遇だけでなく、実現された場合の魅力的な報酬も含まれます。
 外部からの圧力は、人に何かをさせることはできても、本人の責任感を引き出すことにはつながりません。
 社員のコミットメントを引き出すには、5つのパターンがあるといわれています。その5つとは、(1)組織のミッション、価値観、誇りを共有する、(2)業績・業務プロセスの透明性を高める、(3)社内に幅広くチャンスを提供し、社員の企業家精神を尊重する、(4)社員の個人的なビジョンの達成を支援する、(5)あらゆる機会を通じて社員の成果を認め称える、です。企業特性に応じて、これらのアプローチを組み合わせて実施することで、社員の内発的なコミットメントが促されます。
 外部からの圧力ではなく、自らの意志で判断したのだと感じるプロセスを経て初めて、本当の意味でのコミットメントが形成されます。そして、そのようにして形成されたコミットメントは、長期的に効力を発揮することになります。(亀井卓也)
(書籍発行:20084月)

実は、この後半部分の下線部が重要なのです。私は市民の皆さんの声をきちんと的確に聞くために、そしてその対応を的確に行い、「幸せになる」ことを考えていく、まさにその心構えとでも言えるコミュニケーションのとり方を勉強しています。その際に、いつも思うのが船橋市役所職員の組織における「無責任体質」を感じるのです。

これまた何度かこのブログにも書かせていただいておりますが、

http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-11523217787.html
http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-11536662687.html
http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-11104760812.html

責任をもって仕事をしていただきたいのです。
多くの職員の方がそうではないのですが、「無責任な仕事っぷり」って実は目立つんです。
「私は、ここに主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重し擁護することを固く誓います。
私は、地方自治の本旨を体するとともに、公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を深く自覚し全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」。

「自分」のために仕事の理屈が成り立っている方がいます。
あなたの思考は「自分」中心ではないでしょうか?
自問自答して下さい。
その思考の中心が、「自己愛」に満ちあふれていると、このブログのタイトルのようになってしまいます。
私の書くこのブログに対し怒り狂う方もいます。なぜでしょう。怒り狂う人は、その書かれていることに該当するからです。
そうでなければ、ながせる程度の内容です。しかも、私のブログなど読者なんて少ないのに、そこで慌て、焦り、パニクるのです。幅や奥行きが無いからです。
私は全体の奉仕者としてしっかりと地に足の着いた仕事をしている人のことをこのブログで批判や非難したことはありません。
私は、ずば抜けて仕事が素晴らしい人はたくさんいると思っています。しかし、上司に恵まれないと大変なことになるなと感じている今日この頃です。