私は若いころは「戦争というものは仕方がないもの」と考えていました。
いまはさすがにやばくないかと思うようになりました。
ウクライナ戦争が起こり、パレスチナ戦争が起こっていますが、日本の報道では見えてこないものがたくさんあることがなんとなく感じ取れています。
ある意味良い時代になりました。自分でメディア報道の善し悪しがわかるような情報がインターネットで見ることが出来るようになりました。どこの国の言葉でも、翻訳ソフトを使って、日本語にできますし、深堀を繰り返すと真実に近づけるような気がします。
また、過去の外交関連の書籍を乱読していますと、世界秩序や各国の理屈が見えてきて、日本の報道がいかに国際的に中立では無いということが明確になってきました。
ウクライナの問題もパレスチナの問題も、日本の報道ではあたかもロシアが悪く、ハマスが悪いだったのですが、最近はイスラエルが悪いに変化してきていますが、いやいや、私のごとき日本人が論評する立場にはないなという感じです。
ウクライナに関しても、なんだか西側先進国があそこまで武器を提供して、戦わせる必要があるのかと思ってきました。もちろん、武器の入れ替えや品質、技術向上に実践程役に立つものはありませんが、どうなのかなあ~って感じ始めました。
ロシアはロシアで、メンツなのか?とも思いますが、小さな島国の国民の私にとって、あれだけの国土と資源がある国が、今ある範囲の国土資源でもいいじゃんと思いつつ国の指導者になればまあ違う立場だよね。と思ったりします。
ロシア国内の様子を伝える日本人の方のYouTube番組をよく拝見しますが、見れば見るほど、行ってみたいなと思う国の一つでもあります。
一方、イスラエルは論評できないほど複雑ですが、昔、仕事でニューヨークへ行ったとき、ユダヤ人のことをいろいろと説明してもらいながら、ユダヤ人だけが商売をしているというビルへ案内してもらったことがあります。また営業先にユダヤ人経営の会社があったのですが、そこだけは別格で価格交渉が厳しかった記憶があります。
日本人は、無宗教というか穏健な宗教、信者が殆どだと思いますが、日本でもある新宗教同志のののしりあいを目の当たりにした時にはさすがに驚きましたが、それでも、拉致監禁は聞きましたが、殺人事件までは聞いたことがありません。
真面目な信者というのは激しいものなのかなどと漠然と感じながら、見つめています。
今朝ラジオで、政府は石油備蓄を密かに増やしているようですが、そうは言ってももちろん無限ではなく、さらには天然ガスが、ロシア依存があるので、これまた安心できないということです。
だから、喧嘩両成敗などと簡単に言えませんが、国としての立ち位置は絶対に、他国追随はやめるべきだと思います。そういう意味では、安倍、菅、岸田総理には外交巧者と言っても良かったと思いますが、石破総理はちょっと心もとないなと気がします。