一般質問の3日目が終わりました。
こうも毎日本会議についてブログを書けるとは思ってもいませんでした。

3日目は、開会前に議会運営委員会を開会させていただきました。
この直前のブログ に書かせていただいた一般質問の行い方についてでした。

船橋市議会の長い歴史の中で培われてきたルールがあります。さすがでした。
問題提起というか、会議招集の理由を述べたら、当選回数の多い議員さんたちが次々に「一般質問とは」について述べてくださいました。注意喚起ということで私の方で議場で述べさせていただくことにし、委員会を散会しました。

その後開かれた本会議で「議会における答弁について」という主意通告にある質問がありました。これがまたもっともな質問趣旨でした。議会の答弁はきちんと市長とすり合わせて、市長と見解が一致しているのかという趣旨のものでした。答弁は「当然そうです」というニュアンスですが、過去の矛盾した答弁を例示し、追及する形でした。

まあ、そこまでは、私も日頃から思っており、折にふれこのブログでも書かせていただいておりました。だいたい、その場しのぎの八方美人答弁だらけの船橋市役所執行部ですが、ここの答弁でポイントになるのは、そうは言われちゃっても、「はい、市長の考え方をきちんとすり合わせて答弁しています」ということです。当然です。そもそも市議会は、市長だけの出席でも足りることになっています。あとは、市長の補助職員が市長に代わって答弁しているだけですから。

ところがその後の別の議員の質問への答弁が思わず吹き出しそうになったのですが、ある部長が「私は◯◯と考えています」とか、「私の考えは◯◯です」などと、主語が「私」になっているのです。市長の代理で答弁するのが本来の形ですから、「私の考え」を言う必要はありません。多くの部長さんたちは「船橋市といたしましては」が枕詞になっているのが普通です。あるいは「教育委員会といたしましては」ですね。部長の考えはいいけどさ、ちゃんと市長もそう言ってるの?って感じです。

いろいろ聞いてみると、だいたい答弁のすり合わせもしないようですね。「野放し状態?」。だから、今回の質問のように、次の議会でさえ「整合性」の取れない答弁になっちゃう。しかも八方美人をやっているから、反対の考えの議員の質問にも平気で迎合してしまい、1年経ってみると、前後左右、上下左右、もう三次元、四次元で答弁がかみ合わない。かみ合うわけがない。毎度毎度笑わせてくださる船橋市議会一般質問です。