高度成長期もバブル期も、90年代も昔の話 | 長谷川のブログ

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高度成長期もバブル期も、90年代も昔の話。


5月になりました。まずは綺麗なお花を。


私は1971年生なので、高度成長期も記憶の中にあります。確か72年までが高度成長期、こういうのは高度成長期が終わっても、70年代はその名残は残っており、大平内閣(79-80)の時は一億総中流時代、その後バブル景気、バブル破綻年は二説位ありますが、これを90年としても、日本は1997年に山一証券や北海道拓殖銀行がなくなるまで、一応「そこそこ裕福な、一貫した日本の姿」がありました。
段々おかしくなり始めたのが2000年以降、現在2024年、坂道を転がり落ちる様になっております。
平成生まれの方は、高度成長期も一億総中流時代も、バブル時代も知りませんから、逆にある意味強い方もいますし、私は昭和46年生まれですが、これが昭和50年以降生まれの方から人間が違ってきており、戸惑う事も何回かありました。たった4年後に生まれた方々ですが、この4年が大きい様です(昭和の匂いがしない)。

今は一億総中流どころか、格差社会になってしまっています。核家族化もどんどん進み、三世代同居家族なんてほとんど見かけないと思います。

バブルは、「もしかしたら」また来るかもしれません。歴史は繰り返しますから可能性はゼロではないと思います。しかし、一億総中流社会などは二度と訪れないでしょう。
今ネットで、「昭和レトロ」なる昭和時代の飲み物食べ物、流行ったおもちゃやアイドルや歌手などが、ネットで流行してますが、それは「一般的に」(人それぞれの個人史は別に)、「昭和の高度成長期以降の時代は良かった」という、多くの人達の思いの集まりだと思います。
歌も、昭和歌謡は内容も曲も歌い手さんも全て良かったですしね。

では、次回ブログは5月下旬か、6月中旬頃の予定です。