「原爆の父」からの伝言、You'llgo down in history! | Time is money.慶應義塾大学文学部卒業後、朝鮮王朝と世界遺産研究、水泳・ゴルフへの挑戦!

Time is money.慶應義塾大学文学部卒業後、朝鮮王朝と世界遺産研究、水泳・ゴルフへの挑戦!

慶應義塾大学文学部に学士入学後、三年間で卒業しました。現在、塾員として朝鮮王朝時代や世界遺産の研究、スイミングとゴルフに挑戦中です。

アカデミー賞13部門にノミネートされた話題作『オッペンハイマー』が日本でも封切りになり、3時間のロングムービーを堪能させてもらった。


通称オッピーと呼ばれた主人公は、ユダヤ人として米国で生まれ量子力学の研究を続けていた。そんな彼は、ドイツよりも早く原子爆弾を開発し、第2次世界大戦を終わらようとしていたが、ユダヤ人を迫害し続けたヒトラーが自殺。ドイツも白旗を揚げた。


そこで、オッピーはその矛先を日本に向けた。日本は連合国軍ヘの徹底抗戦の姿勢を示し、降伏する見通しがなかったからだ。広島・長崎に原爆が落とされ、10万人以上の人々が亡くなり、核兵器の恐ろしさが世界中に伝わた。


彼は「原爆の父」と呼ばれ、核への恐怖から世界中の戦争はもうなくなるだろうと考えていた。だが、ソ連が水爆の開発を始めると、米ソによる軍拡競争が始まった。


この状況に対して、オッピーは米国政府に水爆開発をやめるように抗議し、アイゼンハワー大統領の時代になってようやくその主張が認められた。


核兵器の開発者の苦悩を垣間見て、原爆の残酷さをまざまざと感じ、二度とこんなことが起きないでほしいと願った3時間だった。You'l go down in history!