「清潔感がある」と
最近よく人から言われるようになった。
30代前半までは
あまり言われたことがない言葉だ。
「清潔感」というのは、
単なる衛生面のみならず、
立ち振る舞いや考え方、話し方、
お金の使い方なども含めて
使う言葉らしい。
（少なくともそう教えてもらった）
褒めていただいて嬉しく受けとめつつも、
自分はおそらく
「八方美人」なタイプなのだろう
とも思った。
人にクリーンな部分しか
あまり見せたくない。
例えば、
表向きには容易にできているように
見えることも、
陰では血の滲むような努力があったりする。
でもその努力は
見られたくないし、
見られることを「恥ずかしい」と
思ってしまう。
よく「なんでもできる」ということも
言われるが、
自分からしたら
あれだけ努力して自主練習したら、
できて「当たり前」なのである。
そのくらい努力だけはしている
とは思う。
器用ではないし、
人より劣っているから、
努力でなんとか食らいついている人間だ。
少し話が逸れたが、
清潔感に関して考えると、
確かにもう少し若い頃より
クリーンに生きるようになった気がする。
20代、30代前半は、
清潔感があったと思えない。
もしかしたら、
清潔感と「健康」は
近しいものがあるかもしれない。
自分は今のところ、
年をとるごとに
波はあれど、
少しずつ健康に
健康的な生き方になってきた気がする。
10代20代の健康の谷があったからこそ、
今健康の大切さを感じる。
もし健康が清潔感に
繋がっているのであれば、
自分の今の生き方や、
仕事や生活の選択の仕方は、
間違っていないのかもしれない。
そんなありがたい言葉だなと思った。