半分しか話せなかったけど、楽しい話題でした。
私は時間軸支援は最重要課題だと思っていて、それぞれがカレンダーやスケジュールをもつことをお勧めしています
多くの方が(療育者も教員も親も)、七曜日式にこだわることへの、一つの仮説を話しました。
でも、私が自分の頭で考えてきて、「巻物カレンダー」の方が、知的・発達障害のある人にとっての時間軸は早く構築されるだろうと思っています
さて、最近どこの会場でも、「学齢期」は「学校とデイ」にお願いすることでなんとかやり過ごし、家での支援をされてこない方が18歳以上になり、頼るところがなくなって、困り果ててこられるパターンが多いです。
人は「困らないと、自分ごとにならない」のでしょう
ふと、学校でも、デイでもいいから、どこかで「手立て」の話を聞いて、家でも始めるようになられないものかなと思います
「おいしい(良さげな)制度」ができたのはいいけれども、何もないないままでは、後で、困るのは家族っていうか、本人ですよ
いつからでもいいので、始めて欲しいですね。ちびっこからスタートできたら、それはいいけれど、年齢の尊重をしながら、いつからでもです。
成人してからだと、家族との関係性とか拗れてしまってることもあるし、本人がメンタルしんどくなってる場合もあるし
ややこしいんですし、時間もかかります。しなかった分同じくらいかかるくらいの気持ちで、ノロノロやってください。
でも、しないよりずっとマシ。ゆっくりと「ご本人さんが、自分を取り戻して」いかれたら、ご家族も楽になっていかれます
時間軸の構築ですよ、いつからでもいいから。本人の選択活動と同時進行で。しかも思春期からは、母子分離も同時進行するんです。
今日の初めての方には、「巻カレ」と「みとおしメモ」をお勧めしました。