おはようございます
「子供のためのリフレクソロジー」 、「夜泣き・疳の虫のリフレクソロジー」 に続く、子供のリフレクソロジー・シリーズ第3弾は、夜尿症のためのリフレクソロジーです。
おねしょ、4~5歳までは普通です。あって当たり前。小学校にあがってもおねしょが続く場合を夜尿症といいます。精神的あるいは身体的なストレスによることもありますが、ホルモン分泌や自律神経調節がまだ安定しないこと、膀胱の許容量がまだ小さいことなどが影響します。おねしょに対してあまりきつく叱ったりすると、それがストレスになって、反って治りにくくなるので気をつけましょう。
小児科のお医者さんによると、「あせらず」・「怒らず」・「起こさず」が夜尿症治療の三原則とのこと。夜尿はよくあることで、必ず治るものであり、罪悪感を持つ必要は全くないことを、親も子供も認識しましょう。とはいえ、予防の努力は必要ですから、寝る2~3時間前から水分摂取を控えたり、ふとんに入る前にトイレに行く習慣はつけたほうがいいですね。三原則の「起こさず」は、おねしょさせないために、夜中に寝ている子を起こしてまでおしっこさせることはない、ということですよ。
夜尿症のリフレクソロジーは、小学生が対象になりますので、「夜泣き・疳の虫のリフレクソロジー」 のときよりも、少し強めの施術になります。とはいえ、まだ子供ですから、大人よりは弱めに。
腎臓と膀胱の反射区
「土ふまずを刺激して腎をととのえよう」 で一度ご紹介していますが、土ふまずのほぼ中央の青●が腎臓の反射区です。そこからななめに伸びる青線が尿管で、その先、内くるぶしの下に少しふくらんだところが膀胱の反射区になります。腎臓→尿管→膀胱と、親指の腹をすべらせるようにして、反射区を刺激します。あるいは、反射区もふくめた土ふまず全体を、擦りましょう。赤●は湧泉という腎経のツボ。ここもついでに押しておきましょう。
足の親指・第4指・小指
手の親指と人差し指ではさんで、少し引っ張るような感じで、クニュクニュとよくもみます。
足全体
小学生ともなると足も大きくなります。片手で片足をもむのは難しいので、片足を両手でくるむようにして、全体をやさしく擦るようにしてもみましょう。
かかと
夜尿症のあるお子さん、もしかするとかかとがヒンヤリしているかもしれません。そんな場合は、かかと全体を擦って温めてあげましょう。足浴もいいですね。
おねしょは、そんなに心配しなくても、いつか治ります。オムツも、いつか取れます。いずれもあせらずに。トイレトレーニングも楽しく。今日もいい1日にしましょう。