おはようございます
「春月流かんたんリフレクソロジー 」からスタートして、途中で「マタニティ・ケア」から「妊娠・産後・授乳・子供のケア」へと名称変更したこのシリーズも、今回で23回目となりました。リフレクソロジー、アロマセラピー、東洋医学と、いわゆる代替医療あるいは補完医療と呼ばれる分野を中心に、お役に立ちそうな情報をお届けしています。今日からは子供のためのリフレクソロジーをお届けします。
これまでのマタニティ・ケアと子供のケアについてはこちら→「妊娠・産後・授乳・子供のケア 目次」
「子供には子供用の薬」 や「子供の身体を東洋医学的にみると」 に書いたように、子供の身体は成長の途上にあって、大人の身体とは違って、いろいろなところが未熟です。だから、大人なら何てことないようなことで、熱を出したり、おなかをこわしたりします。その一方で、エネルギー代謝は盛んなので、「今泣いたカラスがもう笑った」みたいに、ケロッと治ったりもします。
そして、昼間はしゃぎ過ぎたとか、明日楽しみにしてることがあるとか、精神的に興奮してしまって、寝つきが悪くなってしまうようなことも、よくありますよね。眠いのにぐずったりして。そんなとき、背中やおしり、あるいはおなかを、子守唄でも歌いながら、ポン、ポンと軽くたたくのはよくやりますが、足の指を持って揺らしてあげるのも、なかなかいいんですよ。
① 子供の両足の母指を中心に、片手で軽くつかみます。足裏側に手のひらが来るようにします。
② 子供の頭の方向へ軽く押して戻すように揺らします。つまり縦方向の揺らしです。
③ リズムは、子供の心拍数くらい。小さな揺れが頭に到達しているのを確認しましょう。
これ、大人でも揺らされていると、眠くなってきますよ。揺らしの大きさは、お子さんによって好みが出るかもしれませんが、総じて小さめのほうがよいようです。
これもリフレクソロジーなの?というツッコミも来そうですが、私の中では勝手にリフレクソロジーに分類しております。もっとリフレクソロジーらしいものは次回お届けします。
一昨日、ユキ豆さん が、マタニティ・リフレクソロジーを図入りでわかりやすく書かれていたので、ご紹介しますね。その記事はこちら→「妊婦さんのマッサージ方法と注意点」
ユキ豆さんの記事で、「卵巣や子宮の反射区は押してはいけない」とあります。確かに、妊婦さんの場合、生殖器系への強い刺激はNGなので、 「マタニティ・リフレクソロジー 子宮のケア 」でご紹介したように、親指の腹か母指球でやさしくクルクルと撫でさするようにするといいですよ。
今日もいい1日にしましょう。