ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。
ブログの主な登場人物
重度の知的障害を伴う自閉症青年 タツ
私(タツの母)
タツのパパ
タツのお姉ちゃん
「合理的配慮の義務化」のブログを前に書きました
義務化にすることによって、出てきやすくなるとは思います
「当事者、当事者家族でないと分からないこと」というブログも書きました
基本、分からないんですよ 当事者にならないと
何に困っているのか 何をしてほしいのか
それも障害別によっても違うし、同じ障害を負っていても人によってそれもまた違ったりします
だから、心の声を私は聞きたい
一旦、自分がその人の立場に立って考えてみて、自分だったらどうしてほしいのかを考えたいです
うちの子のように知的障害の人は難しいかもしれませんが、話せる障害を持っている人もいるので
直接耳を傾けるということもいいですね
合理的配慮の義務化によって、前よりも障害を持っている人が世の中に出てきやすくなるとは思います
でも、出て来たときに、もしかすると心無い目で見られたり、暴言を浴びせられたりすることもあるかもしれません
そして、逆に忖度ない障害者・児は、とんでもない行動、発言をすることもあるかもしれません
周りもなれていないから、びっくりしますよね
ママ友の子は、病院の待合室でダメージジーンズを履いていた知らないお兄さんに
穴、あいてるね 穴、あいてるね
大きな声で指を指しながら連呼しました
ママ友はいたたまれなくなり、外に出たそうです
正直な言い方をすることが、いいとは思いません
人によっては、彼らの忖度ないものの言い方に、傷つく人もいるかもしれません
それを「障がいの特性だから」と言って、「ご理解ください」と言われてもね・・・
でも、そのような経験をしてしまうと、保護者によっては人の多いところに子供を連れて行くことを躊躇してしまう人も出てきてしまうのではないかと思います
でも
このポスターが浸透すれば「ああ、もしかして」と、私が娘時代だった四半世紀以上前より感じてくれる人も多いのではないかなと
このような啓もう活動って、結構、大事ですよね
タツが養護学校高等部ぐらいから、横浜市ではバスや地下鉄でこのようなポスターが目に付くようになりました
市の働きかけに、本当に感謝です
「行政は何もやってくれない」と思うより、「どうすればやってくれるか」で働きかけをした方が
結果的に早く物事が進むこともあるかもしれないのではないかと思います
昔、お姉ちゃんが小学生時代、私は学校で役員をしていたんですけど、通学路の見直しやらで警察署の人と話したときに、
私たちって、批判はされても感謝をされることは非常に少ない
と言っていました
批判ばかりされると神経がすり減ってしまいますよね
であれば、どうすればいいのか。その次を考えてみることも大事ですよね
批判は誰でもできますからね
行政を動かすのが難しいのであれば、まずは自分の子の困りごとを減らしてみるとか
その余力すら残っていないときには、まずは自分の心が健康になるためことが優先ですけれども
落ち込むことも体力がいりますからね
お互いに歩み寄るということも、時には必要だなと思ったりします
今回も読んでいただき、ありがとうございました。