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ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。
ブログの主な登場人物
重度の知的障害を伴う自閉症青年 タツ
私(タツの母)
タツのパパ
タツのお姉ちゃん
前に「合理的配慮の義務化」のブログを書きました
子どもを産んだとき、まず、最初に感じたことは
今までの経験って、何だったんだということ
赤ちゃんを前に、あまりにも無力と言うか、何をどうすればいいのか分からない
何で泣くの 私、子育てできるの
世の中のお母さん(授乳などもあるので、お母さんと書きましたが)を、物凄く尊敬したような記憶があります
よくぞ、その大きさまで育て上げたと
子どもがいないときには、全く分からなかった気持ちでした
だから、小さい赤ちゃんを連れているお母さん、お父さんには「がんばれ」という気持ちしか湧きません
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そしてタツが産まれ、障害があることが分かり
知的障害を伴う自閉症の世界を初めて知りました
タツがいなければ、分からなかった世界でした
世の中にいたであろう自閉症の方々を気にして見たことがなかったから、タツが産まれる前はきっとスルーしていたことも多かったと思います
横浜市営地下鉄のポスターに書いてある人たちのことを
ただ単に「変な人」という思いしかなかったと思います
タツの母になったおかげで、いろいろな世界を勉強させてもらいました
当事者家族だから、合理的配慮の義務化は大賛成ですが
当事者にならないと、なかなかピンとこないことも分かります
「そこだけに税金を使うな」と、当事者や当事者家族でなければ思ってしまっていたかもしれません
それだけ、障害を持っている人に、タツが生まれるまで接してこなかったということですね
でも、それって、それだけ障害を持っている人が世の中に出てこれていないということになるのでは
支援学校もスクールバスに乗って送迎されているし、公共交通機関を使う障害を持っている人が少なかったということですよね
世の中にいたけれども、世の中に出てこれなかったということなのでは
だから、今は過渡期なんだろうなと思います。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。