ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。
いつもは「重度の自閉症の息子の20年の成長記録」を書いていますが、今回はタツのお姉ちゃんが中学生のときに受けたいじめを、どのように克服したのかを書きたいと思います。
現在、25歳のお姉ちゃんの許可は取ってあります。
子供の性格、親の性格、環境、いろいろな要因があるので、これは、あくまでも我が家の例であり、全ての人がこれでうまくいくとは思いませんが、何かのヒント、参考にしていただけたら幸いです。
前回、このブログを書いて当時のことを思い出したので、また再投稿したいと思います。
このブログは2年前に書いたのですが、いわゆる健常と言われるお姉ちゃんも、いろいろありました
「いじめ」と一言で片づけられますけど、当事は本当に毎日、祈るような気持でした
「生きて帰ってくるのだろうか」とか
中学生と言っても、まだこの世に生まれて13年です。世界は広いということを理解するには、幼すぎます
ただ、これはあくまで、私たち親子が実践したことで、全ての人に当てはまるとは限りません
ここからが、再投稿です
重度の自閉っ子の四つ上のお姉ちゃん。「タツのことでいじめに合ったら、全力で母が守る」と以前に書きましたが
タツと全く関係ないところで、いじめに合いました
今からだいぶ前、中学1年生の夏の話です
彼女は運動系の部活動に入っていました。
いじめはその部活内でありました
きっかけは些細なことです。相手の子もいることなので、きっかけになったことは詳細には書きませんが、とても仲が良かった子にいじめられました。
いじめられた内容は、
・無視
・行っていない遊びの内容をグループメール(当時はガラケーだったので)で送り付けられる。(「いつものメンツで遊んで楽しかった」など。わざとです)
・上履き隠し
・わざとボールをぶつけられる。
・みんなでお姉ちゃんの方を見ながら、ひそひそ話をして笑う。
・お姉ちゃんの携帯をわざと投げて落とす。
などなど、今思えばくっだらないと思いますが、やられた本人からすればたまったもんじゃありません
しかも仲が良かっただけに余計つらかったでしょう
いじめられていることが分かったのは、やはりお姉ちゃんの様子がおかしかったからです
主犯格の子は、お姉ちゃんと仲が良かった子と、もう1人いました
そのもう1人の子が、なかなかのくせ者で、いろんな子をいじめているんです
はじめは別の子がいじめられていました
そして、次なるターゲットをお姉ちゃんに移したのです
夏休みの部活帰りのお姉ちゃんの様子がおかしかったので、聞いてみました。
母:どうしたの?
姉:・・・
母:何か困っていることがあるのかな?
姉:・・・うん・・・
母:話せるようだったら、聞かせてくれるかな?
という感じで、お姉ちゃんから聞きました
母:うん、そうか。そうか。つらかったね。嫌だったね。そうか。そうか。
と聞いていたのですが、聞いているうちに
母:そうか。そうか? そうか?
と疑問符が出てきましたが、最後まで聞き終わって
母:そうか。つらかったね。つらかったことを話してくれて、ありがとう。まず、あなたは悪くないよ
ということは伝えました。そして
母:あなたはいじめを受けていて、嫌だったね。で、それに対して、何か行動をしたのかな?
姉:・・・していない・・・
母:まず、顧問の先生に、ママが話をしに行ってもいいかな?
姉:・・・うん・・・
母:分かった。じゃ、タツをお願い。
夏休みだったし、その頃は放課後等デイサービスもなかったので、タツは家にいました
お姉ちゃんにタツを委ね、私は中学校まで自転車を走らせました
長くなるので、数回に分けて書きます
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
母の日、早割り実施中!!
ちなみにうちは頼みました