BMSビジネスヒント 130
＜ 経営者としての時間の使い方 ＞
パターン化された生活からは新しい世界に向かわない。
朝身支度をして店に行木、シャッターと開けていつも通りの仕事が始まる。
忙しい日もあるけど暇な日も。
どちらにしてもパターン化された１日。
休日は寝て過ごすか家族サービス。
８０％以上の美容師さんの日常。
こんなパターン化された日常で新たなことを始めるのは至難の技。
定期的に来店するディーラーさんの売り込みに耳を傾け、それを情報と錯覚している。
あるいは手の空いている時間にSNSを覗き込み、情報を得たと錯覚している。
日常に変化がないのだから、持ち込まれる提案も目にする情報も受けたっところで
何も変わらない。
時にディーラーの提案を受け入れる程度が関の山。
パターン化された日々
どう思いますか？
これで良くなると思いますか？
店は俺がいないと成り立たない。
そう思い込んでいるから時間を作ることをしないんです。
そして時間を作らないから、新しい情報も手にできず、何も変わらぬ日々を過ごすんです。
また、あなたが店に居続けるからスタッフも育たないんです。
任せきらいないんですから、責任感なんて育たないんです。
経営者の仕事の本分は首から下の仕事じゃないんです。
首から上の仕事なんです。
だから常に新鮮な情報に触れる環境を求めて動かなくてはならないんです。
美容室の経営者は、ここを錯覚している。
力技、それも俺の力技。
スタッフを信じているようで信じていない。
だから店から離れられないんです。
そして離れられないから新しい発想も新しい展開も思いつかないんです。
過去のやり方に固執する。
そこから抜け出せない、だからマンネリに陥り、パターン化してしまうんです。
まず経営者は、週休二日を実践するんです。
１日は休息、１日は仕事に関わる動き。
良かれと思うセミナーがあれば、躊躇しないで参加するんです。
価値ある人と思えば、遠慮しないで会いに行くんです。
休みの取れない、取らない経営者は、成長などしないんです。
さあ、５月２０日から２３日の中国ビジネス視察研修
一緒に行きましょう。
間違いなく、考えが変わり、その後の展開が変わりますよ。
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BMS主宰 カットルームグループ代表
橋本憲夫