闘病記録(3):セカンドオピニオン | 膵臓癌ステージ4a告知からの生き方

膵臓癌ステージ4a告知からの生き方

2017年2月51才の時にお腹と背中の尋常でない痛みで通院すると、膵臓癌ステージ4aと告知される
抗癌剤で何とか手術が可能となるが、その後再発しイレウスも患い肺にも転移が発覚したりと
怒涛の2年半でした
まだまだ生き抜いて癌サバイバーとして頑張ります。

みなさんこんばんは。 はるさめです。

明日は雪の予報で、今日は車のタイヤ交換をしました。

さむ~い冬がどんどん近づいてきます(*_*)

 

◆2017年3月15日
会社も休職をとるうことができ、いよいよ
セカンドオピニオンで札幌の病院へ診察に行きます。

都市間バスで4時間40分の移動距離ですが、
翌日は地元の病院で予約があった上、
体調が悪くなることもあるので、
弟に送迎を依頼し、片道340Kmの日帰り通院を強行です。
私は乗ってるだけですが、運転手がいちばん大変です。(*_*)


この病院は、私が遠方からの通院とのことで、私の希望をすべて
受け入れていただき、事前に診察時間も細かく調整してくれて、
受診前から好印象でした。


朝早く出発して、車の振動で痛みが出るので、
ゆっくりと走り、5時間かかりようやく到着。
診察時間より1時間30分早く着きましたが、
紹介状をもって受付へ、待ち時間を利用して
初めての病院なので、院内をあちこち探索。
とにかく大きな病院です。

診察予約の1時間前なのに、私の呼び出し番号が
モニターに表示されている。不思議に思いましたが、
早く終わるしラッキーと思いながら診察室へ

私 「初めまして、よろしくお願いします」
先生「体調悪いのに、長距離移動はお疲れだったでしょう」
私 「診察時間が早くなってますが、よろしかったんでしょうか」
先生「今朝移動して、本日戻られると聞いてますので、
少しでも早いほうがいいと思いまして」

患者の負担を第一に考えてくれる方針に感銘を受けました。

診察室に入るなり、しっかりと私の方を向いて
様子を観察しているので、ちゃんと患者を診てくれるな~と
思いながら診察に挑みました。

先生「最近の容体はどうですか?」
私 「腹部と背中の痛みが日増しに強くなり、
朝晩オキシコンチン5mgとレスキュー薬の
オキノーム散2.5mgは、日に3回服用してます、
便秘も3日ほど出ません」

採血結果とMRIとPETの画像をみながら
先生「膵臓厚みは約15mm程度ですが、
癌自体は23mmあり、膵臓がもっこりと膨らんでます、
癌自体は真ん中より少し尾のほうの膵体部にできて、
お腹の痛みは膵臓が癌に圧迫されている痛みで、
背中の痛みは、膵臓の後ろには大動脈があり、
その周りに神経がある為、神経に侵食していて、
痛みが出ていると思われます」

私 「癌自体は膵臓から、はみ出ていないんしょうか」

先生「今のところ、膵臓内に収まっているようですが
今の状態でぎりぎりですね。
これ以上大きくなると飛び出てきます」

私「膵臓から、癌が飛び出るとどうなりますか」

先生「膵臓は周囲に需要な器官がたくさんありますので、
他の臓器への浸潤の可能性が高くなります。
そうなると転移になり、手術はまずできない状態と
なりますので、今の状態で発見できて、
まだ良かったですよ」

私 「手術のできる可能性がまだありますね」

先生「今の状態で手術はお腹を開けてみないと
浸潤状態がわかりませんので、開けてから無理だと判断することもあります。
膵臓と脾臓、その周りの血管と広範囲にわたる手術になりますので、
合併症などの危険要素が高く、術後3日くらいは要注意です。
患者にとって負担が大きい手術になりますので、最近の治療法は、
癌自体を小さくしてから切除を行う方法が主流です。
抗がん剤は2~3種類しかなく、
どの病院でも薬による治療は同じ条件になると思います」

私 「術前の抗がん剤は期間が長くなるので、地元で治療と考えてます。
手術自体は地元でも可能ですが、少しでも治療数の高い病院として、
こちらの病院を検討してました。
病院を色々みて、先生の話を聞いて、こちらで手術を受けたいと思います。
よろしくお願いします」

先生「わかりました、抗がん剤治療頑張ってくださいね」

突然の癌告知で、先が見えない状況から
手術をする病院も決めて、先がどんどん決まっていくことに、
少し先ですが、将来の見通しが立ち
心のゆとりが生まれてきました。

 

 

 

 

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