こんにちは!ニコラスです。
さて、時代は急速に変化してきていますね。
現在タイ式を含むリラクゼーションでは、だんだん押さえなくなってきているという傾向にあります。
軽く押さえるのもあれば、全く押さえないのもあります。
スポーツマッサージなどに慣れている人は、グイグイ押さえてもらいたいという人もまれにいますが、多分うちには来ないでしょうし、来ても強押しなしで満足してもらうケースがほとんどです。
私は強押しは好きではないので、自分に正直になることで自分にも相手にも良い結果をもたらします。(ブログ個性を出すということ参照)
大事なのは圧をかけることではなく、緩むことで血流もアップして、心身の痛みも減り、心地よさと爽やかさを感じてもらうことです。
でも、外から見ていると技によっては押さえているように見えるけど…
そうです!
指や掌が相手の肉の中にめり込んで行くように見える技もあります。
ではクライアントさんに聞いてみましょう。強く押さえられている感覚がありますか?
その答えはNOです。
これが近頃最先端と言われている陰圧と同じものかどうかはわからないのですが、何か共通点を感じます。( 私は自分の技をプネウマをかけると呼んでいますが…)
私が指を入れていくときには空を感じるような感じになるのですが、いきなりこれを施術の生徒さんにやってもらうのは大変かもしれません。
ところが初心者でもいきなりこれができてしまう秘訣があるのです。
まず私自身がこの方法を生徒さんたちに試してみると、確かに普通に押すのとは全く違う何かを感じるようです。
次に彼らにやらせてみると、おっ、できている!
修練なんかしなくても、ちょっと考え方を変えるだけでこんなに押さえ方も変わるのかというくらいの変わりようです。
さて、具体的にどうするのかというと…
押さえる形はとるのですが、押さえると思うことをやめるということなのです。
どういう事かというと、指は相手の体の方へ向かって行っているかもしれませんが、気持ちの上では指が相手の体で押さえられていると感じることです!
施術師は押さえるのではなく、押さえられるのです!
これだけであなたの感覚は完全に変わってしまうでしょうし、クライアントの感覚も変わるはずです!
施術にはどれほど意識が大切なのかこれでわかるでしょう。
イメージが大切とよく言われますが、単に画像を思い浮かべるよりも感覚を臨場感をもって感じることの方が数万倍も強力です!
もしこの感覚がよくわからないという方がいましたら、何年か前のブログで紹介した押し方の秘訣(タイ式は押しちゃダメ!2015年1月)や片栗粉を使う感覚のつかみ方(秘密の練習法紹介2015年2月)を参考に練習してみてください。
そうすればもっとわかりやすくなるはずです。
そしてそのあとで今日教えた秘訣を再びやってみてください!
そしてできるようになったら、多くの人に癒しを与えてあげてくださいね。
この方法は私のやっているプネウマをかける方法の前段階の訓練としてかなり有効なものになってるはずです。
プネウマの方法に関しては良い説明を思いついたらまたブログに書きたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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