上絵の窯を点火。
そして急ぎ瀬戸へ。。。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/75/bf/j/o0400023613935588507.jpg?caw=800)
東海地区の若手陶芸家展のアーティストトークを聞きにいきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/86/7d/j/o1090152813935588514.jpg?caw=800)
今日の担当作家は
新里明士氏・金峻永氏・古川敬之氏・田中礼氏
の4人でした。
さっそく講堂へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/79/79/j/o0480036013935588521.jpg?caw=800)
4者4様。さまざまなアプローチの仕方で陶芸に打ち込んでいるのですね。
新里氏は使えると使えないの狭間のあたりをせめていて
古川氏は、壊れるか壊れないかの狭間を攻めているそう。
キムさんは大学の先輩なので、ずっと制作途中も見ていたけど
ワールドワイドに展開している姿にびっくり。
最後の質問コーナーでは、誰も質問しなかったので
私がハッスル。新里氏に質問をぶつけてみました。
講演のなかでうっすらお話があったのですが
新里氏は、焼くときに2~3回程度焼きなおして完成に持っていくそう。
私の感覚では、磁器は焼きなおせば焼き直すほど、
リスクが増えていくイメージ。
そんなに焼きなおして大丈夫なの…?
しかも、新里氏のような薄くて繊細な磁器をやっている作家であればなおさら、
焼き直しは当然避けて通る道だと思ったからです。
新里氏の回答は、1度目と2度目、3度目と焼く温度を変えているそうです。
1度目はそこまで温度を上げずに焼き、
2度目3度目と詰めていくことで、透光性を出していく…と。
な、なるほどー。
逆に1度でガツっと焼いてしまうと、あれだけ穴をあけている素地。
形をとどめておくのが難しいのでしょう…
そうかあ。
私は一度の焼成で、バッチリ決まらないとダメという
概念のもとで制作していたので
2度目3度目と焼きなおすことを前提で制作してはいなかった。
計算しながら積み上げていくという、焼き方もあるんだなあ…と
目からうろこなのでした。
帰りは陶磁資料館併設のお茶室で一服。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/d7/55/j/o0400050013935588528.jpg?caw=800)
石黒宗麿のお軸。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/29/51/j/o0512038313935588538.jpg?caw=800)
蔵先生と加藤卓男先生のお茶碗を選べたので
会場でばったり会った生徒さんと一つずつ頼みました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/ad/d2/j/o0300028013935588547.jpg?caw=800)
あー面白かった。
工房へ帰ったら、ちょうど上絵の窯が
良い温度になっていました。
今日も暑かったなあ。
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