触覚。 | harunohitsuji

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酒井紫羊の陶芸ブログです。

まだまだ、桜が咲いています。

しだれ桜。

種類によって、まだまだ楽しめそうですね。

今日自転車に乗っていて、信号待ちにふと

木の幹に手が触れました。
ざわっとして、あたたかくて面白い肌ざわり。

あっ。。。
日曜日のギャラリートークを思い出しました。

わんの形展は、ほとんどの作家が茶碗を出品していました。
茶道では、茶碗は手のひらに受けてお茶をいただきます。
でも、中国茶や紅茶って、あまり手のひらで器を持つことはありません。
茶道は、触覚を含めた美しさを求めるのではないか
というお話が有ったのです。

私は絵付けをメインとしているので、釉薬の肌合いなどは
あまりツヤツヤしすぎない程度でいこう…
というくらいの感覚でした(汗)
でも確かにお茶碗は、触覚を大事にする側面が大きい気がします。
私自身、粉引や志野の茶碗がやっぱり好きなのも、
肌触りが好きだから、なのかも。と思いました。

肌触り、肌触り。。。。なるほど。

大事な事を忘れていたような気がします。

そうはいっても、絵付け。

今度はGWの陶芸作家展の作品です。
週末には火が入る予定。
釉薬のテストも、そろそろ本腰を入れなくっちゃ。

でも今日もシエスタしてしまいました~(笑)



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■わんの形展■

たじみ創造館 3F
ギャラリーヴォイスにて
4月15日より5月27日まで
開催中。