窯焚きの一日。 | harunohitsuji

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酒井紫羊の陶芸ブログです。

今日は一日窯焚きの日でした。

と言っても、私の窯は電気窯。
二次的にガスを送り込むとはいえ、温度の上昇は電気任せ。
そこまでつきっきりじゃなくてもいいのですが…
学生時代からガスの窯に慣れている私は、むしろ電気還元のほうが
経験が少なくて、怖いのです。

もしかして、ガスが強風で消えちゃったりして
爆発しちゃったら、ビルが燃えちゃう~。。。
途中で線が切れて、温度が上がらなくなる可能性だってあるし…

などと余計な心配をしてしまうので、
ガスを送り込んでいる10時間ほどは、
なるべく窯の近くにいることにしています。
写真にあるように還元炎の調節をしたりと、
窯とともに一日過ごします。

そんなわけで窯の合間、益子の展覧会のお礼状を準備したり
たまっていた事務仕事などをこなしたり

こないだ戴いた、茶道辞典を読んだりしました。
やっぱり、桃山時代の信長~秀吉あたりの
村田珠光から千利休、江戸時代に入って小堀遠州まで。。。
あの動乱の時代が一番好きだなあ。
それ以外はまったく頭に入らない、B型なヒツジです。

朝から窯をたいたので、夕方にはガスを止めることができました。
あとは電気にまかせて

ギャラリー元浜と、長江洞画廊へ。

元浜では、意匠研究所を卒業した友人の展覧会がやっています。

志水りえこちゃんの作品。
私と同じ染付ですが、美濃らしい素朴な作風です。
ああ、頑張っているなあ~と元気をいただいて

工房へもどると、ちょうどゼーゲルが倒れるころでした。


ナガラガワフレーバーからみた月。
どうかきれいに焼けていますように。。。


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